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サッポロビールとサントリーホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。飲料・たばこの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 売上高はサッポロビールが5,069億円、サントリーホールディングスが3.43兆円で、サントリーホールディングスが約6.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はサッポロビールが4.5%、サントリーホールディングスが5.9%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはサッポロビールが1.16倍、サントリーホールディングスが1.34倍で、勢いはサントリーホールディングスが上。

数字で比べる

サッポロビールサントリーホールディングス
働きやすさの点数81.4点(⁠S)62.2点(⁠A-)
平均年収1,014万円(⁠44.8歳)—
30歳換算年収約735万円—
月の平均残業8時間未公表
有給取得率82.6%未公表
平均勤続年数16.6年15.8年
売上高5,069億円3.43兆円
売上に対する利益の割合4.5%(⁠税引前利益)5.9%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.16倍1.34倍
従業員数(⁠単体)144人1,557人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はサッポロビールが81.4点、サントリーホールディングスが62.2点で、サッポロビールが上回る。

何で稼いでいるかの違い

サッポロビール

サッポロホールディングスは、「⁠黒ラベル」「⁠ヱビス」のサッポロビールと、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(⁠食品・飲料)などを持つ持株会社です。1876年の開拓使麦酒醸造所に端を発し、2026年に創業150周年を迎えます。恵比寿ガーデンプレイスなどの不動産事業は、外部資本を入れて切り離す手続きを進めています。

売上高は約5,069億円です。報告セグメントは、酒類(⁠ビール・発泡酒、ワイン、RTDなど、ビヤホールのサッポロライオン)と食品飲料の2つです。不動産事業は、2025年12月に外部資本の導入の契約を結び、非継続事業にしました。

サントリーホールディングス

サントリーホールディングスは、清涼飲料・食品(⁠サントリー食品インターナショナル)と、酒類(⁠ビール、スピリッツ、ワインなど)の会社を持つ持株会社です。2009年にサントリー株式会社の株式移転で設立され、純粋持株会社制に移りました。

売上高は約3.43兆円です。事業は、飲料・食品と酒類が中心です。日本では「⁠サントリー天然水」「⁠BOSS」「⁠伊右衛門」「⁠GREEN DA・KA・RA」「⁠特茶」などの清涼飲料を、欧州では「⁠Oasis」「⁠Schweppes」「⁠Lucozade」などを売っています。

歴史の違い

サッポロビール

  1. 1876年開拓使麦酒醸造所ができます。
  2. 1949年大日本麦酒が分割され、「⁠サッポロ」「⁠ヱビス」の商標を受け継いだ日本麦酒が発足します。
  3. 1994年恵比寿ガーデンプレイスを開業します。
  4. 2003年持株会社のサッポロホールディングスになり、新たにサッポロビールを設立します。

サントリーホールディングス

  1. 2009年サントリー株式会社の株式移転で設立され、純粋持株会社制に移ります。
  2. 2013年サントリー食品インターナショナルが東京証券取引所に上場し、ベトナムでPepsiCoとの合弁会社が事業を始めます。
  3. 2014年GlaxoSmithKlineから「⁠Lucozade」「⁠Ribena」の事業を譲り受け、米国のBeam Inc.を買収します。
  4. 2015〜2022年ジャパンビバレッジを買収し、自動販売機事業を統合します。

いま何に賭けているか

サッポロビール

中期経営計画(⁠2023〜26年)で事業ポートフォリオを見直し、2026年の目標だったROE8%を2025年に1年前倒しで達成しました。不動産事業のオフバランス化で得る資金を、酒類事業を中心とした成長投資に回すとしています。国内では酒税改正を踏まえて「⁠黒ラベル」と「⁠ヱビス」に集中投資し、RTDは「⁠濃いめ」ブランドを中心に強化するとしています。

サントリーホールディングス

目的は“人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「⁠人間の生命の輝き」をめざす”です。創業以来の「⁠やってみなはれ」の精神を掲げ、「⁠利益三分主義」のもと社会貢献にも努めるとしています。「⁠水と生きるSUNTORY」として、GHG排出削減や水資源の保全などのサステナビリティ経営を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサントリーホールディングス。

よくある質問

サッポロビールとサントリーホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はサッポロビールが81.4点、サントリーホールディングスが62.2点で、サッポロビールが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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