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ソニーフィナンシャルグループと第一ライフグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。保険グループの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はソニーフィナンシャルグループが約907万円、第一ライフグループが約940万円。第一ライフグループのほうが約33万円高い。
  • 売上高はソニーフィナンシャルグループが2.87兆円、第一ライフグループが3,345億円で、ソニーフィナンシャルグループが約8.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はソニーフィナンシャルグループが2.9%、第一ライフグループが86.3%で、第一ライフグループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ソニーフィナンシャルグループ第一ライフグループ
働きやすさの点数62.4点(⁠A-)75.7点(⁠S)
平均年収1,279万円(⁠45.8歳)1,143万円(⁠39歳)
30歳換算年収約907万円約940万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数3.8年10年
売上高2.87兆円3,345億円
売上に対する利益の割合2.9%(⁠経常利益)86.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.31倍1.63倍
従業員数(⁠単体)267人60,138人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはソニーフィナンシャルグループが1.31倍、第一ライフグループが1.63倍で、勢いは第一ライフグループが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はソニーフィナンシャルグループが62.4点、第一ライフグループが75.7点で、第一ライフグループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ソニーフィナンシャルグループ

ソニーフィナンシャルグループは、ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行を傘下に持つ金融グループの持株会社です。2025年にソニーグループからのパーシャル・スピンオフで東証プライム市場に上場し、ソニーグループの完全子会社から外れました。

売上にあたる経常収益は約2.87兆円です。事業は、生命保険(⁠ソニー生命)、損害保険(⁠ソニー損保)、銀行(⁠ソニー銀行)と、介護(⁠ソニー・ライフケア)などです。

第一ライフグループ

第一ライフグループ(⁠旧第一生命ホールディングス)は、第一生命保険を中心に、国内外の生命保険会社などを持つ保険持株会社です。1902年に日本で最初の相互会社形態の保険会社として第一生命が設立され、2010年に株式会社になって上場しました。

グループは子会社198社、関連会社255社です。国内では第一生命のほか、第一フロンティア生命、第一ネオ生命、第一アイペット損害保険、ベネフィット・ワンなどを持っています。

歴史の違い

ソニーフィナンシャルグループ

  1. 2004年ソニーからの会社分割で、ソニー生命・ソニー損保・ソニー銀行を傘下に置くソニーフィナンシャルホールディングスが設立されます。
  2. 2007年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 2013〜2015年介護付有料老人ホームの会社を買収し、介護事業を統括するソニー・ライフケアを設立します。
  4. 2020年ソニーの公開買付けで上場廃止になり、ソニーの完全子会社になります。

第一ライフグループ

  1. 1902年日本で最初の相互会社形態の保険会社として、第一生命が設立されます。
  2. 2007〜2011年ベトナム、インド、オーストラリアの生命保険会社に出資・買収し、2010年に株式会社になって上場します。
  3. 2015年米国のProtective Life Corporationを買収します。
  4. 2016年持株会社の第一生命ホールディングスになります。

いま何に賭けているか

ソニーフィナンシャルグループ

2025年度に企業理念を定め直し、「⁠感動できる人生を、いっしょに。」をOur Visionにしています。「⁠健康寿命」「⁠資産寿命」「⁠感動寿命」の3つを事業の礎とし、生命保険では法人分野を中心とした販売強化で、CSM(⁠保険契約から将来見込まれる利益)の積み上げを図るとしています。

第一ライフグループ

パーパスは「⁠共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」、ブランドメッセージは「⁠一生涯のパートナー」です。バリューズとして「⁠いちばん、人を考える」「⁠まっすぐに、最良を追求する」「⁠まっさきに、変革を実現する」を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい第一ライフグループ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い第一ライフグループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ソニーフィナンシャルグループと第一ライフグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はソニーフィナンシャルグループが約907万円、第一ライフグループが約940万円。第一ライフグループのほうが約33万円高い。
ソニーフィナンシャルグループと第一ライフグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はソニーフィナンシャルグループが62.4点、第一ライフグループが75.7点で、第一ライフグループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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