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東京エレクトロンとミネベアミツミの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、ミネベアミツミが約566万円。東京エレクトロンのほうが約472万円高い。
  • 売上高は東京エレクトロンが2.44兆円、ミネベアミツミが1.66兆円で、東京エレクトロンが約1.5倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは東京エレクトロンが1.22倍、ミネベアミツミが1.48倍で、勢いはミネベアミツミが上。

数字で比べる

東京エレクトロンミネベアミツミ
働きやすさの点数85.2点(⁠S)69点(A+)
平均年収1,380万円(⁠43.1歳)785万円(⁠45歳)
30歳換算年収約1,038万円約566万円
月の平均残業未公表6.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.7年16.3年
売上高2.44兆円1.66兆円
売上に対する利益の割合25.8%(⁠経常利益)8.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.48倍
従業員数(⁠単体)2,309人4,946人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、ミネベアミツミが69点で、東京エレクトロンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

ミネベアミツミ

ミネベアミツミは、ベアリング、モーター、アナログ半導体、センサー、自動車のドア部品などをつくる精密部品メーカーです。1951年に日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー「⁠日本ミネチュアベアリング」として設立されました。

売上高は約1.66兆円です。事業は、プレシジョンテクノロジーズ(⁠ベアリング、HDD用部品、航空機用ねじ)、モーター・ライティング&センシング(⁠モーター、液晶用バックライト、計測機器など)、セミコンダクタ&エレクトロニクス(⁠半導体、電源部品など)、アクセスソリューションズ(⁠キーセット、ドアラッチなどの自動車部品)の4つです。

歴史の違い

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

ミネベアミツミ

  1. 1951年東京・板橋で、日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー、日本ミネチュアベアリングを設立します。
  2. 1965年工場と本社を長野県の軽井沢工場に移します。
  3. 1968〜1980年米国、英国、シンガポール、西ドイツ、タイに現地法人をつくり、1971年に米国で生産を始めます。
  4. 1981年系列メーカー4社を合併し、社名をミネベアに変えます。

いま何に賭けているか

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

ミネベアミツミ

ビジョンは「⁠世界を動かす、なくてはならない会社」です。ベアリング、アナログ半導体、モーター、アクセス製品、センサー、コネクタ/スイッチ、電源、無線/通信/ソフトウエアの8つをコア事業「⁠8本槍」とし、これらを掛け合わせる「⁠相合」で新しい製品を生み出すとしています。会社は、ヒューマノイドロボット、自動運転、ドローンなどの新しい市場の拡大を見込んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいミネベアミツミ。

よくある質問

東京エレクトロンとミネベアミツミはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、ミネベアミツミが約566万円。東京エレクトロンのほうが約472万円高い。
東京エレクトロンとミネベアミツミはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、ミネベアミツミが69点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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