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東京エレクトロンとアルプスアルパインの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、アルプスアルパインが約536万円。東京エレクトロンのほうが約502万円高い。
  • 売上高は東京エレクトロンが2.44兆円、アルプスアルパインが1.02兆円で、東京エレクトロンが約2.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東京エレクトロンが25.8%、アルプスアルパインが4.8%で、東京エレクトロンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東京エレクトロンアルプスアルパイン
働きやすさの点数85.2点(⁠S)68.8点(⁠A+)
平均年収1,380万円(⁠43.1歳)691万円(⁠41.7歳)
30歳換算年収約1,038万円約536万円
月の平均残業未公表14.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.7年16.4年
売上高2.44兆円1.02兆円
売上に対する利益の割合25.8%(⁠経常利益)4.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.27倍
従業員数(⁠単体)2,309人6,305人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、アルプスアルパインが68.8点で、東京エレクトロンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

アルプスアルパイン

アルプスアルパインは、スイッチやセンサーなどの電子部品と、インフォテインメントやサウンドなどの車載機器をつくる会社です。1948年に東京都大田区で片岡電気として設立され、1964年にアルプス電気に社名を変えました。アルパインは、米国モトローラ社との合弁会社から生まれたグループ会社です。

売上高は約1.02兆円です。事業は、コンポーネント(⁠スイッチ、アクチュエーターなど)、センサー・コミュニケーション(⁠センサー、通信デバイス)、モビリティ(⁠車載モジュール、インフォテインメント、ディスプレイ、サウンド)です。

歴史の違い

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

アルプスアルパイン

  1. 1948年東京都大田区で片岡電気を設立します。
  2. 1964年社名をアルプス電気に変えます。
  3. 1967〜1978年米国モトローラ社との合弁でアルプス・モートローラを設立し、1978年に全株式を譲り受けて社名をアルパインに変えます。
  4. 1976〜1995年米国、ドイツ、シンガポール、韓国、マレーシア、メキシコ、中国などに拠点をつくります。

いま何に賭けているか

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

アルプスアルパイン

ビジョン2035は「⁠人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」です。中期経営計画2027では、モビリティ事業の収益改善を最重要テーマにし、不採算製品からの撤退や生産拠点の再編を進めるとしています。2027年3月期にPBR1倍以上、2028年3月期にROE10%を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京エレクトロンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東京エレクトロンとアルプスアルパインはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、アルプスアルパインが約536万円。東京エレクトロンのほうが約502万円高い。
東京エレクトロンとアルプスアルパインはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、アルプスアルパインが68.8点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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