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東京エレクトロンと太陽誘電の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、太陽誘電が約515万円。東京エレクトロンのほうが約523万円高い。
  • 売上高は東京エレクトロンが2.44兆円、太陽誘電が3,553億円で、東京エレクトロンが約6.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東京エレクトロンが25.8%、太陽誘電が6.8%で、東京エレクトロンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東京エレクトロン太陽誘電
働きやすさの点数85.2点(⁠S)57.9点(⁠B)
平均年収1,380万円(⁠43.1歳)662万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約1,038万円約515万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.7年16.4年
売上高2.44兆円3,553億円
売上に対する利益の割合25.8%(⁠経常利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.02倍
従業員数(⁠単体)2,309人2,803人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東京エレクトロンが1.22倍、太陽誘電が1.02倍で、勢いは東京エレクトロンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、太陽誘電が57.9点で、東京エレクトロンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

太陽誘電

太陽誘電は、コンデンサ、インダクタ、複合デバイスなどの電子部品をつくる会社です。1950年に東京で設立され、磁器コンデンサの生産を始めました。国内の工場や、中国、マレーシア、フィリピン、韓国などの海外の製造会社で生産しています。

売上高は約3,553億円です。電子部品事業の単一セグメントで、国内外のセットメーカーなどに売っています。

歴史の違い

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

太陽誘電

  1. 1950年東京都杉並区で太陽誘電を設立し、磁器コンデンサなどの生産を始めます。
  2. 1956〜1958年高崎工場と榛名工場をつくります。
  3. 1967〜1979年台湾、韓国、香港、米国、シンガポール、ドイツに会社をつくります。
  4. 1988〜1999年フィリピン、マレーシア、中国(⁠廣東)、韓国に製造会社をつくります。

いま何に賭けているか

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

太陽誘電

2026年度からの「⁠中期経営計画2030」で、自動車、情報インフラ・産業機器を中心とした注力市場の売上比率を60%に高めることを目指し、5年間で2,700億円規模の設備投資を計画しています。会社は、とくにAIサーバーで小型・高性能の最先端電子部品が多く求められると見ています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東京エレクトロン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京エレクトロンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東京エレクトロンと太陽誘電はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、太陽誘電が約515万円。東京エレクトロンのほうが約523万円高い。
東京エレクトロンと太陽誘電はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、太陽誘電が57.9点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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