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大塚ホールディングスと参天製薬の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製薬の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、参天製薬が約680万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は大塚ホールディングスが2.47兆円、参天製薬が2,916億円で、大塚ホールディングスが約8.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は大塚ホールディングスが19.0%、参天製薬が16.3%で、大塚ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

大塚ホールディングス参天製薬
働きやすさの点数49.6点(⁠C)64.3点(⁠A-)
平均年収1,000万円(⁠46.9歳)902万円(⁠43歳)
30歳換算年収約692万円約680万円
月の平均残業未公表13時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数3.3年14.9年
売上高2.47兆円2,916億円
売上に対する利益の割合19.0%(⁠税引前利益)16.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.65倍1.10倍
従業員数(⁠単体)224人1,884人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは大塚ホールディングスが1.65倍、参天製薬が1.10倍で、勢いは大塚ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、参天製薬が64.3点で、参天製薬が上回る。

何で稼いでいるかの違い

大塚ホールディングス

大塚ホールディングスは、大塚製薬、大鵬薬品、大塚製薬工場、大塚食品などを束ねる持株会社です。医療用医薬品や輸液などの「⁠医療関連」と、医薬部外品・機能性食品・栄養補助食品などの「⁠ニュートラシューティカルズ関連」を2つのコア事業にしています。

売上高は約2.47兆円です。事業は、医療関連(⁠大塚製薬、大鵬薬品の医療用医薬品や、大塚製薬工場の臨床栄養)、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他(⁠倉庫・運送、液晶・分光、化学薬品など)に分かれています。

参天製薬

参天製薬(⁠Santen)は、眼科領域に特化した製薬会社です。緑内障、ドライアイ、感染症、アレルギー、加齢黄斑変性、近視など目の病気の医薬品と医療機器を、世界60以上の国・地域で提供しています。1890年に大阪で創業し、1899年に「⁠大学目薬」を発売しました。

売上高は約2,916億円です。事業は医薬品の単一セグメントで、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器を、日本、中国、アジア、EMEA(⁠欧州・中東・アフリカ)、米国などで販売しています。

歴史の違い

大塚ホールディングス

  1. 2008年大塚製薬が株式移転で持株会社の大塚ホールディングスを設立し、大塚製薬工場を完全子会社にします。
  2. 2009年大鵬薬品と大塚化学を完全子会社にし、グループを持株会社の下にまとめます。
  3. 2010年東京証券取引所に上場します。
  4. 2013〜2018年アメリカのアステックス、アバニア、ビステラを買収し、カナダのデイヤフーズも買収します。

参天製薬

  1. 1890〜1899年田口謙吉が大阪で田口参天堂を創業し、1899年に眼科薬「⁠大学目薬」を発売します。
  2. 1958年医療用医薬品の発売を機に、社名を参天製薬に変えます。
  3. 1997年フィンランドに製造会社をつくり、眼科薬メーカーのスターを買収します。
  4. 2011年フランスの眼科医薬品会社Novagali Pharmaを買収します。

いま何に賭けているか

大塚ホールディングス

2024〜2028年度の第4次中期経営計画を「⁠新規事業の拡大と次世代の成長を生み出す投資を促進〜創造と成長の5年間〜」と位置づけています。LOE(⁠主力品の独占販売期間の終了)による調整局面を短くし、再び事業利益の2桁以上の成長に戻すことを目標にしています。2035年に向けては「⁠地球環境」「⁠女性の健康」「⁠少子高齢社会」を重点課題にしています。

参天製薬

2025〜2029年度の中期経営計画で、眼科領域に特化したグローバルカンパニーとして、6つのイニシアチブを進めています。2029年度に海外事業の売上比率58%を目指し、近視と眼瞼下垂の分野で新しい治療市場をつくるとしています。基本理念は「⁠天機に参与する」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい大塚ホールディングス。

よくある質問

大塚ホールディングスと参天製薬はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、参天製薬が約680万円。ほぼ同じ水準。
大塚ホールディングスと参天製薬はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、参天製薬が64.3点で、参天製薬が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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