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参天製薬の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、参天製薬の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 参天製薬はどんな会社か

参天製薬(⁠Santen)は、眼科領域に特化した製薬会社です。緑内障、ドライアイ、感染症、アレルギー、加齢黄斑変性、近視など目の病気の医薬品と医療機器を、世界60以上の国・地域で提供しています。1890年に大阪で創業し、1899年に「⁠大学目薬」を発売しました。

いまの状況:2025〜2029年度の中期経営計画で、眼科領域に特化したグローバルカンパニーとして、6つのイニシアチブを進めています。

転機:2011年 フランスの眼科医薬品会社Novagali Pharmaを買収します/2014年 Merck & Co.から眼科用医薬品の権利一式を譲り受け、欧州・アジア各国に会社を設立します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2,916億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中42位。
売上に対する税引前利益の割合16.3%業界中央値7.6%より8.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.10倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)1,884人4年で1.02倍。
30歳換算年収約680万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業13時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは参天製薬の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 眼科領域に特化した製薬会社で、緑内障、ドライアイ、感染症、アレルギー、加齢黄斑変性、近視など幅広い目の病気の製品を持っています。
  • 2029年度に海外事業の売上比率58%を目指しています。フィンランドのスター(⁠1997年)、フランスのNovagali Pharma(⁠2011年)の買収とMerckからの眼科薬の権利取得(⁠2014年)で海外を広げてきました。
  • 近視と眼瞼下垂を新しい領域とし、小児の近視の進行を抑える「⁠近視進行抑制点眼治療市場」の確立を目指しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

参天製薬株式会社は、医薬品の研究開発・製造・販売を中心とする医薬品事業を主力とする会社。上場260社の中で売上42位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

参天製薬椿本チエイントピー工業カシオ計算機
売上高2,916億円2,959億円2,978億円2,763億円
利益率16.3%(⁠税引前)8.4%(⁠経常)2.9%(⁠経常)9.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.10倍1.37倍1.10倍1.09倍
30歳換算年収680万円521万円560万円610万円
月の残業13時間10.3時間11.8時間18時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・グローバル・創造・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

地政学、グローバルな事業展開、医薬品行政の動向医療用医薬品事業。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
事業の柱はアジア事業・中国事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠地政学」「⁠グローバルな事業展開」「⁠医薬品行政の動向医療用医薬品事業」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠天機に参与する」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠地政学」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い