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MS&ADインシュアランスグループホールディングスとソニーフィナンシャルグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。保険グループの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが約851万円、ソニーフィナンシャルグループが約907万円。ソニーフィナンシャルグループのほうが約56万円高い。
  • 売上高はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが7.65兆円、ソニーフィナンシャルグループが2.87兆円で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが約2.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが14.6%、ソニーフィナンシャルグループが2.9%で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

MS&ADインシュアランスグループホールディングスソニーフィナンシャルグループ
働きやすさの点数83.2点(⁠S)62.4点(⁠A-)
平均年収1,238万円(⁠47.2歳)1,279万円(⁠45.8歳)
30歳換算年収約851万円約907万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数21.7年3.8年
売上高7.65兆円2.87兆円
売上に対する利益の割合14.6%(⁠経常利益)2.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.31倍
従業員数(⁠単体)478人267人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはMS&ADインシュアランスグループホールディングスが1.49倍、ソニーフィナンシャルグループが1.31倍で、勢いはMS&ADインシュアランスグループホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが83.2点、ソニーフィナンシャルグループが62.4点で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険という二つの大手損害保険会社を傘下に持つ持株会社です。国内の損害保険、生命保険、海外保険、資産運用などを手がけています。

売上にあたる経常収益は約7.7兆円、経常利益は約1.1兆円です。お金の中心は損害保険で、自動車保険や火災保険、企業向けの保険の保険料を受け取り、事故や災害のときに保険金を支払います。保険料と保険金・経費の差、そして預かったお金の運用益で稼ぎます。

ソニーフィナンシャルグループ

ソニーフィナンシャルグループは、ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行を傘下に持つ金融グループの持株会社です。2025年にソニーグループからのパーシャル・スピンオフで東証プライム市場に上場し、ソニーグループの完全子会社から外れました。

売上にあたる経常収益は約2.87兆円です。事業は、生命保険(⁠ソニー生命)、損害保険(⁠ソニー損保)、銀行(⁠ソニー銀行)と、介護(⁠ソニー・ライフケア)などです。

歴史の違い

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

  1. 2008年三井住友海上火災保険が、自らを子会社とする持株会社「⁠三井住友海上グループホールディングス」をつくります。
  2. 2010年あいおい損害保険とニッセイ同和損害保険をグループに迎え、社名をMS&ADインシュアランスグループホールディングスに変えます。
  3. 2013年三井住友海上とあいおいニッセイ同和の間で「⁠機能別再編」に合意し、グループ内で役割を分け合う形を整えます。
  4. 2016〜2020年イギリスの保険会社Amlinを傘下に入れ、のちに海外事業の再編で売却します。

ソニーフィナンシャルグループ

  1. 2004年ソニーからの会社分割で、ソニー生命・ソニー損保・ソニー銀行を傘下に置くソニーフィナンシャルホールディングスが設立されます。
  2. 2007年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 2013〜2015年介護付有料老人ホームの会社を買収し、介護事業を統括するソニー・ライフケアを設立します。
  4. 2020年ソニーの公開買付けで上場廃止になり、ソニーの完全子会社になります。

いま何に賭けているか

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

「⁠2030年度目指す姿」として、修正利益8,000億円、修正ROE11%以上などを掲げています。業界で起きた不適切事案を受けて、顧客本位と健全な競争を最優先にしつつ、経済の成長を支える商品・サービスで安心・安全な社会の実現に取り組むとしています。

ソニーフィナンシャルグループ

2025年度に企業理念を定め直し、「⁠感動できる人生を、いっしょに。」をOur Visionにしています。「⁠健康寿命」「⁠資産寿命」「⁠感動寿命」の3つを事業の礎とし、生命保険では法人分野を中心とした販売強化で、CSM(⁠保険契約から将来見込まれる利益)の積み上げを図るとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいMS&ADインシュアランスグループホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いMS&ADインシュアランスグループホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

MS&ADインシュアランスグループホールディングスとソニーフィナンシャルグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが約851万円、ソニーフィナンシャルグループが約907万円。ソニーフィナンシャルグループのほうが約56万円高い。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスとソニーフィナンシャルグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが83.2点、ソニーフィナンシャルグループが62.4点で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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