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野村総合研究所とインターネットイニシアティブの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は野村総合研究所が約1,079万円、インターネットイニシアティブが約635万円。野村総合研究所のほうが約444万円高い。
  • 売上高は野村総合研究所が8,147億円、インターネットイニシアティブが3,454億円で、野村総合研究所が約2.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は野村総合研究所が7.2%、インターネットイニシアティブが10.2%で、インターネットイニシアティブのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

野村総合研究所インターネットイニシアティブ
働きやすさの点数78点(S)48.6点(⁠C)
平均年収1,333万円(⁠39.7歳)747万円(⁠37.5歳)
30歳換算年収約1,079万円約635万円
月の平均残業未公表24.9時間
有給取得率未公表73.5%
平均勤続年数12.8年8.6年
売上高8,147億円3,454億円
売上に対する利益の割合7.2%(⁠税引前利益)10.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.33倍1.53倍
従業員数(⁠単体)7,982人3,174人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは野村総合研究所が1.33倍、インターネットイニシアティブが1.53倍で、勢いはインターネットイニシアティブが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は野村総合研究所が78点、インターネットイニシアティブが48.6点で、野村総合研究所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

野村総合研究所

野村総合研究所(⁠NRI)は、日本で最初の民間の総合シンクタンクと、野村證券のシステムをつくってきたコンピューター会社が1988年に合併してできた会社です。調査・コンサルティングと、金融機関や流通業などの大規模システムの開発・運用の両方を手がけています。

売上高は約8,147億円です。事業は、コンサルティング、金融ITソリューション(⁠証券・保険・銀行など)、産業ITソリューション(⁠流通・製造・サービス・公共)、IT基盤サービス(⁠データセンター運営や情報セキュリティ)の4つです。

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、日本のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、クラウドなどのアウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上高は約3,454億円です。事業は、ネットワークサービス及びSI(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)と、ATM運営の2つです。

歴史の違い

野村総合研究所

  1. 1965年旧野村総合研究所が、国内・民間初の総合シンクタンクとして設立されます。
  2. 1968〜1974年野村コンピュータシステムが野村證券の「⁠第一次オンラインシステム」を稼働させ、1974年には証券業向け共同利用型システム「⁠STAR」を稼働させます。
  3. 1979年セブン-イレブン・ジャパンの「⁠新発注システム」を稼働させ、流通業のシステムにも広がります。
  4. 1988年旧野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併し、今の野村総合研究所になります。

インターネットイニシアティブ

  1. 1992〜1993年日本でのインターネットの商用化を目的に設立され、インターネット接続サービスを始めます。
  2. 1997年NTTグループと合弁で、インターネットマルチフィードを設立します。
  3. 2003年NTTを主な引受先とする第三者割当増資で、NTTの持分法適用関連会社になります。
  4. 2008〜2009年MVNOとして法人向けモバイルデータ通信を始め、クラウドサービス「⁠IIJ GIO」を始めます。

いま何に賭けているか

野村総合研究所

2023年に発表した「⁠NRI Group Vision 2030」で、2030年に目指す姿を「⁠経営とテクノロジーの融合で時代を先駆け、DXの先にある豊かさを洞察し、デジタル社会資本で世界をダイナミックに変革する存在へ」としています。会社は、未来のありたい姿を洞察し、それをデジタル技術で実現することを自社の強みとしています。

インターネットイニシアティブ

社名のとおり、インターネットの技術革新をリードし、ネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画(⁠2024〜2026年度)で、2027年3月期に売上高3,850億円を見込み、中長期では連結売上高5,000億円規模を目指しています。営業利益は当初目標460億円に対し、385億円の見通しです。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいインターネットイニシアティブ。

よくある質問

野村総合研究所とインターネットイニシアティブはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は野村総合研究所が約1,079万円、インターネットイニシアティブが約635万円。野村総合研究所のほうが約444万円高い。
野村総合研究所とインターネットイニシアティブはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は野村総合研究所が78点、インターネットイニシアティブが48.6点で、野村総合研究所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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