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加賀電子と稲畑産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は加賀電子が約623万円、稲畑産業が約807万円。稲畑産業のほうが約184万円高い。
  • 売上高は加賀電子が6,589億円、稲畑産業が8,327億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は加賀電子が4.5%、稲畑産業が3.3%で、差は小さい。

数字で比べる

加賀電子稲畑産業
働きやすさの点数57.3点(⁠B)69.8点(⁠A+)
平均年収820万円(⁠42.6歳)1,006万円(⁠40.1歳)
30歳換算年収約623万円約807万円
月の平均残業未公表15.1時間
有給取得率未公表67.5%
平均勤続年数13.9年12.3年
売上高6,589億円8,327億円
売上に対する利益の割合4.5%(⁠経常利益)3.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍1.22倍
従業員数(⁠単体)583人678人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは加賀電子が1.33倍、稲畑産業が1.22倍で、勢いは加賀電子が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は加賀電子が57.3点、稲畑産業が69.8点で、稲畑産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

加賀電子

加賀電子は、半導体や電子部品の販売と、電子機器の受託生産(⁠EMS)を中心とする独立系のエレクトロニクス商社です。パソコンなどの情報機器の販売、CG映像制作、アミューズメント機器なども手がけています。1968年に東京・外神田で設立されました。

売上高は約6,589億円です。事業は、電子部品(⁠半導体、一般電子部品、EMS)、情報機器(⁠パソコン、家電など)、ソフトウェア(⁠CG映像制作など)、その他です。

稲畑産業

稲畑産業は、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の分野で商品を販売・製造する商社です。1890年に稲畑勝太郎が京都市で稲畑染料店を開業したのが始まりです。

売上高は約8,327億円です。事業は、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の4つで、樹脂コンパウンドの製造もしています。

歴史の違い

加賀電子

  1. 1968年東京・外神田で電子機器・電子部品の販売を目的に設立されます。
  2. 1986〜1997年東京証券取引所市場第二部に上場し、市場第一部に移ります。
  3. 1992〜2002年香港、シンガポール、台湾、中国、タイに会社をつくります。
  4. 2008〜2013年エー・ディ・エムを子会社にし、加賀デバイスと合併させます。

稲畑産業

  1. 1890〜1897年稲畑勝太郎が京都市で稲畑染料店を開業し、本店を大阪に移して、染料や工業薬品などを欧州から輸入します。
  2. 1918〜1943年株式会社稲畑商店になり、社名を稲畑産業に変えます。
  3. 1944年住友化学工業の染料、化学品、医薬品の特約販売店になります。
  4. 1976〜1998年シンガポール、米国、タイ、香港、台湾、フランス、インドネシア、中国、フィリピンに拠点をつくります。

いま何に賭けているか

加賀電子

経営理念は「⁠すべてはお客様のために」、ビジョンは「⁠我が国業界No.1企業を目指す」「⁠グローバル競争に勝ち残る企業を目指す」です。「⁠中期経営計画 2027」で、2027年度に売上高8,000億円以上、営業利益360億円以上を目標にし、創業60周年の2028年度に「⁠売上高1兆円企業」を見据えています。

稲畑産業

社是は「⁠愛」(⁠I)と「⁠敬」(⁠K)で、「⁠人を愛し、敬う」という人間尊重の精神に基づいて社会の発展に貢献することを経営理念にしています。長期ビジョン「⁠IK Vision 2030」で、連結売上高1兆円以上の早期実現と海外比率70%以上を掲げています。中期経営計画「⁠New Challenge 2026」のメインテーマは“投資による成長の加速”です。

よくある質問

加賀電子と稲畑産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は加賀電子が約623万円、稲畑産業が約807万円。稲畑産業のほうが約184万円高い。
加賀電子と稲畑産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は加賀電子が57.3点、稲畑産業が69.8点で、稲畑産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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