トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › 豊田自動織機と東海理化電機製作所

豊田自動織機と東海理化電機製作所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、東海理化電機製作所が約560万円。豊田自動織機のほうが約146万円高い。
  • 月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、東海理化電機製作所が21時間。東海理化電機製作所のほうが月3.3時間少ない。
  • 売上高は豊田自動織機が4.37兆円、東海理化電機製作所が6,447億円で、豊田自動織機が約6.8倍の規模。

数字で比べる

豊田自動織機東海理化電機製作所
働きやすさの点数70点(A+)64.5点(⁠A)
平均年収893万円(⁠40.8歳)753万円(⁠43.6歳)
30歳換算年収約706万円約560万円
月の平均残業24.3時間21時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.3年17.6年
売上高4.37兆円6,447億円
売上に対する利益の割合3.1%(⁠営業利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.32倍
従業員数(⁠単体)14,999人6,043人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは豊田自動織機が1.62倍、東海理化電機製作所が1.32倍で、勢いは豊田自動織機が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、東海理化電機製作所が64.5点で、豊田自動織機が上回る。

何で稼いでいるかの違い

豊田自動織機

豊田自動織機は、トヨタグループの源流となった会社です。豊田佐吉が発明した自動織機をつくるために生まれ、自動車部門がのちにトヨタ自動車として独立しました。今はフォークリフトなどの物流機器が最大の事業です。

売上高は約4.4兆円です。事業は、自動車(⁠エンジン、カーエアコン用コンプレッサー、車両の組み立て)、産業車両(⁠フォークリフト、物流機器・システム)、繊維機械(⁠織機)の3つが柱です。

東海理化電機製作所

東海理化(⁠東海理化電機製作所)は、HMI製品、スマートシステム、シートベルト、シフトレバーなどをつくる自動車部品メーカーです。1948年に愛知県西枇杷島町で設立され、自動車用スイッチの製造・販売から始まりました。

売上高は約6,447億円です。主な製品は、HMI製品、スマートシステム、シートベルト、シフトレバーなどで、地域別に日本、北米、アジアなどのセグメントがあります。

歴史の違い

豊田自動織機

  1. 1926年豊田佐吉が発明した「⁠自動織機」を製造するため、愛知県刈谷市に設立されます。
  2. 1933〜1937年自動車部をつくって乗用車A1型を完成させ、1937年に自動車部をトヨタ自動車工業として独立させます。
  3. 1953〜1960年自動車用エンジン、フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーの製造を始めます。
  4. 2000〜2001年スウェーデンの倉庫機器メーカー(⁠BTインダストリーズ)を買収し、トヨタからフォークリフトの販売部門も引き継ぎます。

東海理化電機製作所

  1. 1948年愛知県西枇杷島町で設立され、自動車用スイッチとキーロックの製造・販売を始めます。
  2. 1963〜1983年シートベルト、シフトレバー、自動車用ミラー、ステアリングホイールの製造・販売を始めます。
  3. 1980〜1982年本社と本社工場を愛知県大口町に移します。
  4. 1986〜2001年米国、カナダ、台湾、タイ、フィリピン、イギリス、中国、ブラジル、チェコに会社をつくります。

いま何に賭けているか

豊田自動織機

物流ソリューション事業を軸に、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に力を入れています。株式の非公開化を通じてトヨタグループとの連携を強め、グループの「⁠モノ」の移動の領域をけん引するとしています。

東海理化電機製作所

パーパスは「⁠『⁠技術の進化』と『⁠人』をつなぎ、感動をかたちに」、ビジョンは「⁠安全・安心で豊かな社会の実現に貢献」です。2025年に中期経営計画「⁠TRV2030」を策定しました。超広帯域(⁠UWB)無線通信をレーダーとして使った「⁠幼児置き去り検知システム」を開発し、電波関連技術を核にした製品開発を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら豊田自動織機、時間のゆとりを取るなら東海理化電機製作所。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい豊田自動織機。

よくある質問

豊田自動織機と東海理化電機製作所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、東海理化電機製作所が約560万円。豊田自動織機のほうが約146万円高い。
豊田自動織機と東海理化電機製作所はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、東海理化電機製作所が21時間。東海理化電機製作所のほうが月3.3時間少ない。
豊田自動織機と東海理化電機製作所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、東海理化電機製作所が64.5点で、豊田自動織機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく