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豊田自動織機とフタバ産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、フタバ産業が約562万円。豊田自動織機のほうが約144万円高い。
  • 月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、フタバ産業が19.2時間。フタバ産業のほうが月5.1時間少ない。
  • 売上高は豊田自動織機が4.37兆円、フタバ産業が6,779億円で、豊田自動織機が約6.4倍の規模。

数字で比べる

豊田自動織機フタバ産業
働きやすさの点数70点(A+)61点(A-)
平均年収893万円(⁠40.8歳)682万円(⁠38.9歳)
30歳換算年収約706万円約562万円
月の平均残業24.3時間19.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.3年14年
売上高4.37兆円6,779億円
売上に対する利益の割合3.1%(⁠営業利益)3.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.18倍
従業員数(⁠単体)14,999人4,036人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは豊田自動織機が1.62倍、フタバ産業が1.18倍で、勢いは豊田自動織機が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、フタバ産業が61点で、豊田自動織機が上回る。

何で稼いでいるかの違い

豊田自動織機

豊田自動織機は、トヨタグループの源流となった会社です。豊田佐吉が発明した自動織機をつくるために生まれ、自動車部門がのちにトヨタ自動車として独立しました。今はフォークリフトなどの物流機器が最大の事業です。

売上高は約4.4兆円です。事業は、自動車(⁠エンジン、カーエアコン用コンプレッサー、車両の組み立て)、産業車両(⁠フォークリフト、物流機器・システム)、繊維機械(⁠織機)の3つが柱です。

フタバ産業

フタバ産業は、マフラーなどの排気系部品やボデー系部品などの自動車部品をつくる会社です。主要な販売先のトヨタ自動車は、フタバ産業を関連会社とする「⁠その他の関係会社」です。1935年に東京で関東重工業として設立され、1946年に社名をフタバ産業に変えました。

売上高は約6,779億円です。事業は、自動車等車両部品、環境機器部品、外販設備などの製造販売で、地域別に日本、北米、欧州、中国、アジアのセグメントがあります。

歴史の違い

豊田自動織機

  1. 1926年豊田佐吉が発明した「⁠自動織機」を製造するため、愛知県刈谷市に設立されます。
  2. 1933〜1937年自動車部をつくって乗用車A1型を完成させ、1937年に自動車部をトヨタ自動車工業として独立させます。
  3. 1953〜1960年自動車用エンジン、フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーの製造を始めます。
  4. 2000〜2001年スウェーデンの倉庫機器メーカー(⁠BTインダストリーズ)を買収し、トヨタからフォークリフトの販売部門も引き継ぎます。

フタバ産業

  1. 1935〜1946年関東重工業として設立され、社名をフタバ産業に変えて、岡崎市で漁網機やパイプ製家具をつくります。
  2. 1948年自動車部品の生産を始めます。
  3. 1993年自動車マフラーの専門工場として幸田工場を新設します。
  4. 1994〜2011年米国、英国、カナダ、チェコ、中国、インド、インドネシアに会社をつくります。

いま何に賭けているか

豊田自動織機

物流ソリューション事業を軸に、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に力を入れています。株式の非公開化を通じてトヨタグループとの連携を強め、グループの「⁠モノ」の移動の領域をけん引するとしています。

フタバ産業

2025〜2027年度の中期経営計画を成長投資の期間とし、2027年度に営業利益率(⁠支給品を除く売上高に対して)5.0%、ROE10.0%以上を目標にしています。排気系部品では電動化に合わせた新しいシステムの開発、インドでは拠点拡大を進めるとしています。工場のCO2排出量を2030年度に2019年度比で50%以上減らすとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら豊田自動織機、時間のゆとりを取るならフタバ産業。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい豊田自動織機。

よくある質問

豊田自動織機とフタバ産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、フタバ産業が約562万円。豊田自動織機のほうが約144万円高い。
豊田自動織機とフタバ産業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、フタバ産業が19.2時間。フタバ産業のほうが月5.1時間少ない。
豊田自動織機とフタバ産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、フタバ産業が61点で、豊田自動織機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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