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豊田自動織機とミツバの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、ミツバが約455万円。豊田自動織機のほうが約251万円高い。
  • 月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月12.2時間少ない。
  • 売上高は豊田自動織機が4.37兆円、ミツバが3,486億円で、豊田自動織機が約12.5倍の規模。

数字で比べる

豊田自動織機ミツバ
働きやすさの点数70点(A+)68点(A+)
平均年収893万円(⁠40.8歳)596万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約706万円約455万円
月の平均残業24.3時間12.1時間
有給取得率未公表72.5%
平均勤続年数17.3年19.1年
売上高4.37兆円3,486億円
売上に対する利益の割合3.1%(⁠営業利益)6.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.22倍
従業員数(⁠単体)14,999人3,328人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは豊田自動織機が1.62倍、ミツバが1.22倍で、勢いは豊田自動織機が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、ミツバが68点で、豊田自動織機が上回る。

何で稼いでいるかの違い

豊田自動織機

豊田自動織機は、トヨタグループの源流となった会社です。豊田佐吉が発明した自動織機をつくるために生まれ、自動車部門がのちにトヨタ自動車として独立しました。今はフォークリフトなどの物流機器が最大の事業です。

売上高は約4.4兆円です。事業は、自動車(⁠エンジン、カーエアコン用コンプレッサー、車両の組み立て)、産業車両(⁠フォークリフト、物流機器・システム)、繊維機械(⁠織機)の3つが柱です。

ミツバ

ミツバは、ワイパーシステム、スターターモーター、ファンモーター、パワーウインドウモーターなどをつくる輸送用機器関連の会社です。1946年に群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所として従業員9名で設立され、自転車用発電ランプから始まりました。

売上高は約3,486億円です。事業は、輸送用機器関連(⁠ワイパーシステム、各種モーターなど)、情報サービス(⁠両毛システムズによるシステム開発など)、その他(⁠電気工事など)です。

歴史の違い

豊田自動織機

  1. 1926年豊田佐吉が発明した「⁠自動織機」を製造するため、愛知県刈谷市に設立されます。
  2. 1933〜1937年自動車部をつくって乗用車A1型を完成させ、1937年に自動車部をトヨタ自動車工業として独立させます。
  3. 1953〜1960年自動車用エンジン、フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーの製造を始めます。
  4. 2000〜2001年スウェーデンの倉庫機器メーカー(⁠BTインダストリーズ)を買収し、トヨタからフォークリフトの販売部門も引き継ぎます。

ミツバ

  1. 1946年群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所を設立し、自転車用発電ランプの生産販売を始めます。
  2. 1951〜1960年自動車用ホーン、ワイパーモーター、小型二輪車用スターターの生産販売を始めます。
  3. 1986〜1989年米国に現地法人をつくり、東証2部に上場して1部に指定されます。
  4. 1996年社名をミツバに変えます。

いま何に賭けているか

豊田自動織機

物流ソリューション事業を軸に、フォークリフトなど物流機器の自動運転技術や物流管理のソフトウエア、環境性能に優れたパワートレインの開発に力を入れています。株式の非公開化を通じてトヨタグループとの連携を強め、グループの「⁠モノ」の移動の領域をけん引するとしています。

ミツバ

中期経営計画で「⁠モビリティ社会の期待に応え持続的成長企業へ」をスローガンに、モビリティ進化への対応、経営基盤の強化、財務体質の健全化を柱にしています。会社は、電動化分野で新しいビジネスチャンスが広がる一方、新しいプレイヤーの出現でシェアが減っている国もあるとし、インドなどの成長国でシェア拡大を図るとしています。2026年度に新規ビジネス室を新設しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら豊田自動織機、時間のゆとりを取るならミツバ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい豊田自動織機。

よくある質問

豊田自動織機とミツバはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は豊田自動織機が約706万円、ミツバが約455万円。豊田自動織機のほうが約251万円高い。
豊田自動織機とミツバはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は豊田自動織機が24.3時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月12.2時間少ない。
豊田自動織機とミツバはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は豊田自動織機が70点、ミツバが68点で、豊田自動織機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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