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日本特殊陶業とニフコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、ニフコが約568万円。日本特殊陶業のほうが約172万円高い。
  • 月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、ニフコが25.7時間。日本特殊陶業のほうが月8.8時間少ない。
  • 有給休暇の取得率は日本特殊陶業が82.5%、ニフコが78.6%。

数字で比べる

日本特殊陶業ニフコ
働きやすさの点数75.5点(⁠S)60.2点(⁠A-)
平均年収993万円(⁠43.5歳)746万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約740万円約568万円
月の平均残業16.9時間25.7時間
有給取得率82.5%78.6%
平均勤続年数15.3年15.6年
売上高7,312億円3,526億円
売上に対する利益の割合22.6%(⁠税引前利益)14.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.24倍
従業員数(⁠単体)3,208人1,412人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高は日本特殊陶業が7,312億円、ニフコが3,526億円で、日本特殊陶業が約2.1倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは日本特殊陶業が1.49倍、ニフコが1.24倍で、勢いは日本特殊陶業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、ニフコが60.2点で、日本特殊陶業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本特殊陶業

日本特殊陶業(⁠英文社名Niterra)は、自動車のスパークプラグや各種センサと、切削工具、半導体製造装置用部品、ICパッケージなどのセラミック製品をつくる会社です。1936年に日本碍子(⁠今のNGK)からスパークプラグ部門が分離して設立されました。

売上高は約7,312億円です。事業は、自動車関連(⁠スパークプラグ、グロープラグ、自動車用センサ)と、コンポーネント・ソリューション(⁠切削工具、産業用セラミック、半導体製造装置用部品、医療用酸素濃縮装置など)の2つです。

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

歴史の違い

日本特殊陶業

  1. 1936〜1937年日本碍子からスパークプラグ部門を分離して設立され、NGKスパークプラグの製造を始めます。
  2. 1949年NTKニューセラミックの製造を始めます。
  3. 1959〜1980年ブラジル、米国、マレーシア、タイ、英国、インドネシア、ドイツ、オーストラリアに会社をつくります。
  4. 1982〜1997年自動車用酸素センサの製造を始め、NGKイリジウムプラグを発売します。

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

いま何に賭けているか

日本特殊陶業

スローガンは「⁠セラミックスとその先へ、想像のその先へ」です。「⁠中期経営計画 2030」(⁠2025〜2029年度)で、自動車関連事業で得た収益を元に、セラミックス技術を活かせる「⁠モビリティ」「⁠半導体」「⁠環境・エネルギー」の3領域にリソースを集中するとしています。強みの内燃機関事業もさらに強化するとしています。

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日本特殊陶業が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本特殊陶業。

よくある質問

日本特殊陶業とニフコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、ニフコが約568万円。日本特殊陶業のほうが約172万円高い。
日本特殊陶業とニフコはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、ニフコが25.7時間。日本特殊陶業のほうが月8.8時間少ない。
日本特殊陶業とニフコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、ニフコが60.2点で、日本特殊陶業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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