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カプコンとバンダイナムコホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカプコンが約826万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。カプコンのほうが約110万円高い。
  • 売上高はカプコンが1,954億円、バンダイナムコホールディングスが1.35兆円で、バンダイナムコホールディングスが約6.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はカプコンが37.9%、バンダイナムコホールディングスが15.0%で、カプコンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

カプコンバンダイナムコホールディングス
働きやすさの点数75.6点(⁠S)65.1点(⁠A)
平均年収985万円(⁠38.1歳)984万円(⁠44.6歳)
30歳換算年収約826万円約716万円
月の平均残業10.4時間未公表
有給取得率86%未公表
平均勤続年数11.2年16.7年
売上高1,954億円1.35兆円
売上に対する利益の割合37.9%(⁠経常利益)15.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.78倍1.52倍
従業員数(⁠単体)3,593人80人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはカプコンが1.78倍、バンダイナムコホールディングスが1.52倍で、勢いはカプコンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカプコンが75.6点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、カプコンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カプコン

カプコンは、大阪に本社を置くゲーム会社です。家庭用ゲームとモバイルゲームの開発・販売が中心で、ゲームセンターなどの店舗運営や、店舗運営業者向けの遊技機の開発・製造・販売、映像化などのキャラクタービジネスも手がけています。

売上高は約1,954億円です。事業は、デジタルコンテンツ(⁠家庭用ゲーム・モバイル)、アミューズメント施設(⁠ゲーム機を置いた店舗や物販店)、アミューズメント機器(⁠遊技機)、その他(⁠キャラクタービジネス)の4つです。

バンダイナムコホールディングス

バンダイナムコホールディングスは、おもちゃのバンダイと、ゲーム・アミューズメント施設のナムコが2005年に経営統合してできた会社です。キャラクターなどのIP(⁠知的財産)を軸に、玩具・ホビー、ゲーム、アニメ・音楽、アミューズメント施設を組み合わせて展開しています。

売上高は約1.35兆円です。事業は、トイホビー(⁠玩具・ホビー)、デジタル(⁠ゲーム)、映像音楽(⁠アニメ・音楽・ライブ)、アミューズメント(⁠施設・機器)の4つです。

歴史の違い

カプコン

  1. 1979年電子応用のゲーム機器の開発・販売を目的に、大阪府松原市でアイ・アール・エムとして設立されます。
  2. 1983〜1985年販売会社のカプコンを設立し、メダルゲーム、業務用テレビゲーム、家庭用ゲームソフトへと広げます。
  3. 1989年開発と販売を一体化するため、サンビがカプコンを吸収合併し、社名をカプコンに変えます。
  4. 2002〜2012年イギリス、ドイツ、フランス、台湾に販売会社を設立し、海外販売網を広げます。

バンダイナムコホールディングス

  1. 1950年萬代屋(⁠のちのバンダイ)が設立され、セルロイド製の玩具の販売を始めます。
  2. 1955年中村製作所(⁠のちのナムコ)が設立され、百貨店などで遊園施設の経営を始めます。
  3. 2005年バンダイとナムコが経営統合し、共同持株会社のバンダイナムコホールディングスを設立します。
  4. 2006〜2009年バンダイのゲーム事業をナムコに移し、バンプレストのゲーム事業やバンダイネットワークスも統合します。

いま何に賭けているか

カプコン

中期経営目標として「⁠毎期10%営業利益増益」を掲げています。年間1億本の販売に向けて、長期的な価格施策、240を超える国・地域での販売網の拡充、地域ごとのマーケティングに取り組むほか、独自の開発エンジンなど最先端技術の研究開発に投資しています。

バンダイナムコホールディングス

2025年4月から3カ年の中期計画を進めています。パーパス「⁠Fun for All into the Future」のもと、中長期ビジョン「⁠Connect with Fans」を掲げ、グローバル市場で「⁠IP軸戦略」をさらに強く推進するとしています。共通テーマは「⁠さらなる事業規模の拡大」「⁠新たな事業の柱の獲得」「⁠長期利益を生み出す体制構築」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカプコン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカプコンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

カプコンとバンダイナムコホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカプコンが約826万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。カプコンのほうが約110万円高い。
カプコンとバンダイナムコホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカプコンが75.6点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、カプコンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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