トップ › 会社比較 › 産業機械 › カナデビアと三浦工業

カナデビアと三浦工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカナデビアが約613万円、三浦工業が約583万円。カナデビアのほうが約30万円高い。
  • 月の平均残業はカナデビアが12.3時間、三浦工業が24.3時間。カナデビアのほうが月12時間少ない。
  • 売上高はカナデビアが6,452億円、三浦工業が2,687億円で、カナデビアが約2.4倍の規模。

数字で比べる

カナデビア三浦工業
働きやすさの点数66.9点(⁠A)62.1点(⁠A-)
平均年収830万円(⁠43.9歳)734万円(⁠40.6歳)
30歳換算年収約613万円約583万円
月の平均残業12.3時間24.3時間
有給取得率78.1%未公表
平均勤続年数13.8年15.5年
売上高6,452億円2,687億円
売上に対する利益の割合2.1%(⁠経常利益)14.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.46倍1.87倍
従業員数(⁠単体)4,088人3,540人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはカナデビアが1.46倍、三浦工業が1.87倍で、勢いは三浦工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカナデビアが66.9点、三浦工業が62.1点で、カナデビアが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カナデビア

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

売上高は約6,452億円です。事業は、環境(⁠ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、海水淡水化プラントなど)、機械・インフラ(⁠プラスチック機械、橋梁、水門扉、シールド掘進機など)、脱炭素化(⁠脱硝触媒、原子力関連設備機器、電解・PtG、風力発電)の3つが中心です。

三浦工業

三浦工業は、小型貫流ボイラなどのボイラと、水処理装置、舶用機器、食品機器、メディカル機器、ランドリー機器などの製造販売とメンテナンスを手がける会社です。1927年に愛媛県松山市で精麦・精米機をつくる三浦製作所として創業しました。

売上収益は約2,687億円です。事業は、日本国内、米州、アジアその他の3つの地域セグメントで、ボイラのほか、エアコンプレッサ、純水システム、滅菌器、レトルト殺菌機、コインランドリー向け洗濯機などを扱っています。

歴史の違い

カナデビア

  1. 1881年英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所を創立します。
  2. 1936〜1943年日立製作所の経営系列下に入り、日立造船に社名を変えます。
  3. 1949年大阪・東京の証券取引所に上場します。
  4. 2002年造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します。

三浦工業

  1. 1927年愛媛県松山市で精麦・精米機の三浦製作所を創業します。
  2. 1959〜1960年株式会社三浦製作所を設立し、小型貫流ボイラの製造を始めます。
  3. 1967〜1978年舶用補助ボイラとメディカル機器の製造を始めます。
  4. 1982〜1989年大証2部、東証2部に上場し、1部に指定され、カナダ、台湾に会社をつくります。

いま何に賭けているか

カナデビア

2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を理由に、次期中期経営計画の公表を当面延期しています。

三浦工業

企業理念は「⁠熱・水・環境の分野で、環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創造に貢献します」です。国内では「⁠スーパーメンテナンス会社」、海外では「⁠熱プロバイダー」を目指しています。2028年3月期に売上収益3,000億円、営業利益365億円を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でカナデビアが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三浦工業。

よくある質問

カナデビアと三浦工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカナデビアが約613万円、三浦工業が約583万円。カナデビアのほうが約30万円高い。
カナデビアと三浦工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はカナデビアが12.3時間、三浦工業が24.3時間。カナデビアのほうが月12時間少ない。
カナデビアと三浦工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカナデビアが66.9点、三浦工業が62.1点で、カナデビアが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく