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カナデビアとオークマの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカナデビアが約613万円、オークマが約580万円。カナデビアのほうが約33万円高い。
  • 売上高はカナデビアが6,452億円、オークマが2,359億円で、カナデビアが約2.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はカナデビアが2.1%、オークマが6.9%で、オークマのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

カナデビアオークマ
働きやすさの点数66.9点(⁠A)68.3点(⁠A+)
平均年収830万円(⁠43.9歳)702万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約613万円約580万円
月の平均残業12.3時間未公表
有給取得率78.1%未公表
平均勤続年数13.8年15.6年
売上高6,452億円2,359億円
売上に対する利益の割合2.1%(⁠経常利益)6.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.46倍1.37倍
従業員数(⁠単体)4,088人2,396人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はカナデビアが66.9点、オークマが68.3点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

カナデビア

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

売上高は約6,452億円です。事業は、環境(⁠ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、海水淡水化プラントなど)、機械・インフラ(⁠プラスチック機械、橋梁、水門扉、シールド掘進機など)、脱炭素化(⁠脱硝触媒、原子力関連設備機器、電解・PtG、風力発電)の3つが中心です。

オークマ

オークマは、NC旋盤、マシニングセンタ、複合加工機、NC研削盤などの工作機械をつくる会社です。工作機械を制御するNC装置も自社で開発しています。1898年に大隈栄一が名古屋市で大隈麺機商会を興し、製麺機械の製造販売から始まりました。

売上高は約2,359億円です。事業は工作機械の製造・販売で、地域別に日本、米州、欧州、アジア・パシフィックのセグメントがあります。

歴史の違い

カナデビア

  1. 1881年英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所を創立します。
  2. 1936〜1943年日立製作所の経営系列下に入り、日立造船に社名を変えます。
  3. 1949年大阪・東京の証券取引所に上場します。
  4. 2002年造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します。

オークマ

  1. 1898〜1904年大隈栄一が大隈麺機商会を興して製麺機械をつくり、工作機械の製造を始めます。
  2. 1918年株式会社大隈鐵工所になります。
  3. 1969〜1982年愛知県大口町に大口工場をつくり、本社工場にします。
  4. 1979〜2002年米国、西独、ブラジル、台湾、タイ、中国、豪州に会社をつくります。

いま何に賭けているか

カナデビア

2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を理由に、次期中期経営計画の公表を当面延期しています。

オークマ

存在意義(⁠Purpose)は「⁠『⁠ものづくりサービス』の力で、社会に貢献する」です。NC装置を自社開発する総合工作機械メーカーとして、「⁠機電情知」の融合技術で、工作機械に関わる全てを提供する「⁠ものづくりサービス」を掲げています。知能化・AI技術を搭載したスマートマシンや、スマートファクトリーのノウハウも提供しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いオークマのほうが景気の波に強い。

よくある質問

カナデビアとオークマはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカナデビアが約613万円、オークマが約580万円。カナデビアのほうが約33万円高い。
カナデビアとオークマはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカナデビアが66.9点、オークマが68.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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