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三越伊勢丹ホールディングスとゲオホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門店・百貨店・ドラッグストアの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三越伊勢丹ホールディングスが約614万円、ゲオホールディングスが約437万円。三越伊勢丹ホールディングスのほうが約177万円高い。
  • 売上高は三越伊勢丹ホールディングスが5,456億円、ゲオホールディングスが4,812億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は三越伊勢丹ホールディングスが15.9%、ゲオホールディングスが3.2%で、三越伊勢丹ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

三越伊勢丹ホールディングスゲオホールディングス
働きやすさの点数68.1点(⁠A+)49点(C)
平均年収896万円(⁠47.4歳)577万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約614万円約437万円
月の平均残業未公表12.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数23.6年9.2年
売上高5,456億円4,812億円
売上に対する利益の割合15.9%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.30倍1.44倍
従業員数(⁠単体)386人641人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三越伊勢丹ホールディングスが1.30倍、ゲオホールディングスが1.44倍で、勢いはゲオホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三越伊勢丹ホールディングスが68.1点、ゲオホールディングスが49点で、三越伊勢丹ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

三越伊勢丹ホールディングス

三越伊勢丹ホールディングスは、三越と伊勢丹が2008年に経営統合してできた百貨店グループの持株会社です。三越伊勢丹を中心に、札幌、仙台、名古屋、福岡などの地域百貨店、クレジットカード(⁠エムアイカード)、不動産も手がけています。

売上高は約5,456億円です。事業は、百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業などです。海外では、台湾の新光三越、中国、シンガポール、タイ、マレーシアなどでも百貨店事業を行っています。

ゲオホールディングス

ゲオホールディングスは、リユースショップ「⁠セカンドストリート」と、ゲーム・スマホ・家電の買取販売やDVDレンタルの「⁠ゲオ」を運営する会社の持株会社です。ラグジュアリー事業(⁠OKURAなど)も持っています。1986年に遠藤結城が愛知県豊田市でビデオレンタル店を開業したのが始まりです。

売上高は約4,812億円です。事業は、セカンドストリート(⁠衣料・服飾雑貨・家電などの中古品の買取販売)、ゲオ(⁠ゲーム・スマホなどの買取販売、新品ゲーム、レンタル)、ラグジュアリー、その他です。

歴史の違い

三越伊勢丹ホールディングス

  1. 2008年三越と伊勢丹が株式移転で共同持株会社の三越伊勢丹ホールディングスを設立します。
  2. 2009年岩田屋を完全子会社にし、民事再生手続き中の丸井今井から札幌・函館の事業を譲り受けます。
  3. 2011年三越と伊勢丹が合併し、三越伊勢丹になります。
  4. 2012〜2020年三越千葉店、伊勢丹松戸店、伊勢丹相模原店・府中店、新潟三越などの営業を終了します。

ゲオホールディングス

  1. 1986〜1989年遠藤結城が豊田市でビデオレンタル店を開業し、「⁠GEO」の屋号を使い始めます。
  2. 2004〜2005年東京証券取引所市場第一部に上場し、全都道府県への出店を達成します。
  3. 2008年フォー・ユー(⁠のちのセカンドストリート)を子会社にします。
  4. 2011年小売サービス事業を新設のゲオに移し、社名をゲオホールディングスに変えます。

いま何に賭けているか

三越伊勢丹ホールディングス

長期に目指す姿は「⁠お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」です。「⁠再生フェーズ」(⁠2022〜2024年度)に続き、中期経営計画(⁠2025〜2030年度)では「⁠まち化準備フェーズ」として、「⁠館業」から「⁠個客業」への変革を図るとしています。2027年度に営業利益850億円を目指しています。

ゲオホールディングス

企業理念は「⁠豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」です。会社は、フリマアプリの普及や環境意識の高まりで、リユース市場は今後も成長すると見ています。オンラインとオフラインの垣根をなくした“ネットワークリテイラー”と、世界に届ける“グローバルプラットフォーマー”を目指すとしています。売上高営業利益率5.0%、ROE8.0%を中長期の目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い三越伊勢丹ホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

三越伊勢丹ホールディングスとゲオホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三越伊勢丹ホールディングスが約614万円、ゲオホールディングスが約437万円。三越伊勢丹ホールディングスのほうが約177万円高い。
三越伊勢丹ホールディングスとゲオホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三越伊勢丹ホールディングスが68.1点、ゲオホールディングスが49点で、三越伊勢丹ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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