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三越伊勢丹ホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、三越伊勢丹ホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 三越伊勢丹ホールディングスはどんな会社か

三越伊勢丹ホールディングスは、三越と伊勢丹が2008年に経営統合してできた百貨店グループの持株会社です。三越伊勢丹を中心に、札幌、仙台、名古屋、福岡などの地域百貨店、クレジットカード(⁠エムアイカード)、不動産も手がけています。

いまの状況:長期に目指す姿は「⁠お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」です。

転機:2012〜2020年 三越千葉店、伊勢丹松戸店、伊勢丹相模原店・府中店、新潟三越などの営業を終了します/2020年 指名委員会等設置会社に移行します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,456億円卸売・小売業の上場600社中68位。
売上に対する経常利益の割合15.9%業界中央値3.5%より12.3ポイント高い。
売上の4年の伸び1.30倍業界中央値は1.25倍。
従業員数(⁠単体)386人4年で0.83倍。
30歳換算年収約614万円業界中央値は約471万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは三越伊勢丹ホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 「⁠マスから個」への転換を進め、カードやアプリでつながったお客さまの売上高(⁠識別顧客売上高)を独自のKPIにしています。年間300万円以上購買するお客さまの売上高も目標に入れています。
  • 会社は、勘や経験に頼らない「⁠百貨店の科学」で収益性を大幅に改善したとしています。一方で、2017〜2020年に三越千葉店、伊勢丹松戸店、伊勢丹相模原店・府中店、新潟三越などの営業を終了しています。
  • 成長の機会として、東京圏など一部の大都市への転入超過、訪日外国人の増加、金融資産の増大による富裕層の拡大を挙げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

三越伊勢丹ホールディングスは、百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を主力とする会社。上場600社の中で売上68位の中堅。稼ぎ方は「⁠店舗や通販で個人のお客に売る小売型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

三越伊勢丹ホールディングYUASA山善神戸物産
売上高5,456億円5,450億円5,419億円5,517億円
利益率15.9%3.2%2.4%8.7%
4年の売上の伸び1.30倍1.18倍1.08倍1.52倍
30歳換算年収614万円700万円645万円440万円
月の残業未公表未公表16.6時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・創造

会社自身が挙げているリスク

経営戦略、人事・労務、災害・犯罪、オペレーショナル。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 百貨店業:6,149人(⁠88%)
  • クレジット・金融・友の会業:559人(⁠8%)
  • 不動産業:307人(⁠4%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠経営戦略」「⁠人事・労務」「⁠災害・犯罪」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠経営戦略」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い