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アルプスアルパインとホシデンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はアルプスアルパインが約536万円、ホシデンが約456万円。アルプスアルパインのほうが約80万円高い。
  • 月の平均残業はアルプスアルパインが14.6時間、ホシデンが12.2時間。ホシデンのほうが月2.4時間少ない。
  • 売上高はアルプスアルパインが1.02兆円、ホシデンが4,482億円で、アルプスアルパインが約2.3倍の規模。

数字で比べる

アルプスアルパインホシデン
働きやすさの点数68.8点(⁠A+)61点(A-)
平均年収691万円(⁠41.7歳)683万円(⁠48.6歳)
30歳換算年収約536万円約456万円
月の平均残業14.6時間12.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.4年26.1年
売上高1.02兆円4,482億円
売上に対する利益の割合4.8%(⁠経常利益)5.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍2.16倍
従業員数(⁠単体)6,305人569人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はアルプスアルパインが4.8%、ホシデンが5.5%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはアルプスアルパインが1.27倍、ホシデンが2.16倍で、勢いはホシデンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はアルプスアルパインが68.8点、ホシデンが61点で、アルプスアルパインが上回る。

何で稼いでいるかの違い

アルプスアルパイン

アルプスアルパインは、スイッチやセンサーなどの電子部品と、インフォテインメントやサウンドなどの車載機器をつくる会社です。1948年に東京都大田区で片岡電気として設立され、1964年にアルプス電気に社名を変えました。アルパインは、米国モトローラ社との合弁会社から生まれたグループ会社です。

売上高は約1.02兆円です。事業は、コンポーネント(⁠スイッチ、アクチュエーターなど)、センサー・コミュニケーション(⁠センサー、通信デバイス)、モビリティ(⁠車載モジュール、インフォテインメント、ディスプレイ、サウンド)です。

ホシデン

ホシデンは、コネクタ、ジャック、スイッチなどの機構部品や、マイクロホン、ヘッドホン、スピーカーなどの音響部品をつくる電子部品メーカーです。1947年に大阪市東成区で古橋製作所として創業しました。

売上高は約4,482億円です。事業は、機構部品(⁠コネクタ、ジャック、スイッチなど)、音響部品(⁠マイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバーなど)、複合部品その他の3つです。

歴史の違い

アルプスアルパイン

  1. 1948年東京都大田区で片岡電気を設立します。
  2. 1964年社名をアルプス電気に変えます。
  3. 1967〜1978年米国モトローラ社との合弁でアルプス・モートローラを設立し、1978年に全株式を譲り受けて社名をアルパインに変えます。
  4. 1976〜1995年米国、ドイツ、シンガポール、韓国、マレーシア、メキシコ、中国などに拠点をつくります。

ホシデン

  1. 1947〜1950年大阪市東成区で古橋製作所を創業し、星電器製造に改組します。
  2. 1960年イヤホン、マイクロホンなどの音響部品の開発・生産を始めます。
  3. 1966〜1978年香港、台湾、韓国、米国、シンガポールに現地法人をつくります。
  4. 1979年業界初のカラー液晶表示素子を開発します。

いま何に賭けているか

アルプスアルパイン

ビジョン2035は「⁠人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」です。中期経営計画2027では、モビリティ事業の収益改善を最重要テーマにし、不採算製品からの撤退や生産拠点の再編を進めるとしています。2027年3月期にPBR1倍以上、2028年3月期にROE10%を目指しています。

ホシデン

会社は、AIやADAS(⁠先進運転支援システム)技術の進化、IoE(⁠全てのものがインターネットにつながる)の普及で、さらに高度化・多機能化する製品が求められるとしています。車載電子機器の高機能化や、医療・健康・美容機器、介護・フレイル対策向け機器の市場の成長に期待しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならアルプスアルパイン、時間のゆとりを取るならホシデン。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいホシデン。

よくある質問

アルプスアルパインとホシデンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はアルプスアルパインが約536万円、ホシデンが約456万円。アルプスアルパインのほうが約80万円高い。
アルプスアルパインとホシデンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はアルプスアルパインが14.6時間、ホシデンが12.2時間。ホシデンのほうが月2.4時間少ない。
アルプスアルパインとホシデンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はアルプスアルパインが68.8点、ホシデンが61点で、アルプスアルパインが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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