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東京電力パワーグリッドと沖縄電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は東京電力パワーグリッドが23.1時間、沖縄電力が13.1時間。沖縄電力のほうが月10時間少ない。
  • 売上高は東京電力パワーグリッドが2.29兆円、沖縄電力が2,202億円で、東京電力パワーグリッドが約10.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東京電力パワーグリッドが3.6%、沖縄電力が3.7%で、差は小さい。

数字で比べる

東京電力パワーグリッド沖縄電力
働きやすさの点数70.9点(⁠A+)68.5点(⁠A+)
平均年収—808万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収—約597万円
月の平均残業23.1時間13.1時間
有給取得率80.9%未公表
平均勤続年数24.4年21.8年
売上高2.29兆円2,202億円
売上に対する利益の割合3.6%(⁠経常利益)3.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.17倍1.25倍
従業員数(⁠単体)13,888人1,511人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は東京電力パワーグリッドが70.9点、沖縄電力が68.5点で、東京電力パワーグリッドが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京電力パワーグリッド

東京電力パワーグリッドは、首都圏に電気を送る送電線・変電所・配電線(⁠電力ネットワーク)を運営する会社です。東京電力ホールディングスの送配電部門が、2016年に独立してできました。どの電力会社の電気も、公平にこのネットワークを通って家庭や企業に届きます。

売上高は約2.3兆円です。稼ぎ方は、電力会社(⁠小売電気事業者)がこのネットワークを使って電気を届ける際に払う「⁠託送料金」が中心です。送配電の料金は国の制度のもとで決まり、地域の送配電網を担う事業者として、安定供給の責任を負っています。

沖縄電力

沖縄電力(⁠おきでん)は、沖縄で電気をつくって届ける電力会社です。1972年に琉球電力公社の発送電業務を引き継ぐ特殊法人として設立され、1988年に民営化しました。建設業(⁠沖電工)などのグループ会社も持っています。

売上高は約2,202億円です。事業は、電気事業、建設業、その他の3つです。

歴史の違い

東京電力パワーグリッド

  1. 2015年東京電力の送配電事業を分割する準備会社が設立されます。
  2. 2016年東京電力パワーグリッドに社名を変え、東京電力(⁠今の東京電力ホールディングス)の一般送配電事業などを引き継ぎます。
  3. 2019年お客さま対応の会社(⁠今のテプコ・ソリューション・アドバンス)を傘下に入れます。
  4. 2022年イギリスに現地法人を設立し、海外の送電事業にも関わり始めます。

沖縄電力

  1. 1972年沖縄振興開発特別措置法に基づき、琉球電力公社の発送電業務を引き継いで、政府と沖縄県の出資による特殊法人として設立されます。
  2. 1976年沖縄配電など5つの配電会社を吸収合併します。
  3. 1988年特殊法人から民営の会社になります。
  4. 1992〜2002年東京証券取引所市場第2部と福岡証券取引所に上場し、2002年に市場第1部に指定されます。

いま何に賭けているか

東京電力パワーグリッド

東京電力グループの「⁠第五次総合特別事業計画」に基づき、GX・DXによる電力需要の増加に対応して安定供給の責任を果たしながら、経営の合理化で財務を改善するとしています。特にデータセンターを中心とした大規模な需要に、早く電気を届けることが優先課題です。

沖縄電力

2026年4月に「⁠おきでんグループ経営ビジョン」を公表し、2050年のありたい姿として「⁠EMPOWER & COLLABORATE:沖縄に活力を与え、ステークホルダーと未来を共創する」を掲げました。2030年までを「⁠未来基盤創造フェーズ」とし、「⁠サプライチェーン毎の安定供給と収益力強化」「⁠AXによる業務オペレーション改革」などを経営テーマにしています。

よくある質問

東京電力パワーグリッドと沖縄電力はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東京電力パワーグリッドが23.1時間、沖縄電力が13.1時間。沖縄電力のほうが月10時間少ない。
東京電力パワーグリッドと沖縄電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京電力パワーグリッドが70.9点、沖縄電力が68.5点で、東京電力パワーグリッドが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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