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ナブテスコと三浦工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、三浦工業が約583万円。三浦工業のほうが約39万円高い。
  • 月の平均残業はナブテスコが22.3時間、三浦工業が24.3時間。ナブテスコのほうが月2時間少ない。
  • 売上高はナブテスコが3,079億円、三浦工業が2,687億円で、規模は近い。

数字で比べる

ナブテスコ三浦工業
働きやすさの点数53.1点(⁠B)62.1点(⁠A-)
平均年収715万円(⁠42.6歳)734万円(⁠40.6歳)
30歳換算年収約544万円約583万円
月の平均残業22.3時間24.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.2年15.5年
売上高3,079億円2,687億円
売上に対する利益の割合7.0%(⁠税引前利益)14.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.03倍1.87倍
従業員数(⁠単体)2,186人3,540人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はナブテスコが7.0%、三浦工業が14.1%で、三浦工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはナブテスコが1.03倍、三浦工業が1.87倍で、勢いは三浦工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、三浦工業が62.1点で、三浦工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ナブテスコ

ナブテスコは、産業用ロボットの部品、鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機部品、船舶用制御装置、建物用自動ドアなどをつくる会社です。2003年に帝人製機とナブコが経営統合してできました。

売上高は約3,079億円です。事業は、コンポーネントソリューション(⁠産業用ロボット部品)、トランスポートソリューション(⁠鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機用部品、自動車用ブレーキ、舶用制御装置など)、アクセシビリティソリューション(⁠建物用自動扉、プラットホーム安全設備、福祉・介護用機器など)の3つです。

三浦工業

三浦工業は、小型貫流ボイラなどのボイラと、水処理装置、舶用機器、食品機器、メディカル機器、ランドリー機器などの製造販売とメンテナンスを手がける会社です。1927年に愛媛県松山市で精麦・精米機をつくる三浦製作所として創業しました。

売上収益は約2,687億円です。事業は、日本国内、米州、アジアその他の3つの地域セグメントで、ボイラのほか、エアコンプレッサ、純水システム、滅菌器、レトルト殺菌機、コインランドリー向け洗濯機などを扱っています。

歴史の違い

ナブテスコ

  1. 1925年ナブコの前身、日本エヤーブレーキが神戸で設立され、鉄道車両用エアブレーキ装置をつくり始めます。
  2. 1944年帝人製機の前身、帝人航空工業が帝国人造絹絲から独立します。
  3. 1956年ナブコの前身が建物用自動ドアの製造・販売を始めます。
  4. 2003〜2004年帝人製機とナブコが株式移転でナブテスコを設立し、2004年に両社を吸収合併します。

三浦工業

  1. 1927年愛媛県松山市で精麦・精米機の三浦製作所を創業します。
  2. 1959〜1960年株式会社三浦製作所を設立し、小型貫流ボイラの製造を始めます。
  3. 1967〜1978年舶用補助ボイラとメディカル機器の製造を始めます。
  4. 1982〜1989年大証2部、東証2部に上場し、1部に指定され、カナダ、台湾に会社をつくります。

いま何に賭けているか

ナブテスコ

企業理念は「⁠独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供」です。長期ビジョンは「⁠未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」で、「⁠技術」「⁠グローバル化」「⁠社会貢献」に注力するとしています。

三浦工業

企業理念は「⁠熱・水・環境の分野で、環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創造に貢献します」です。国内では「⁠スーパーメンテナンス会社」、海外では「⁠熱プロバイダー」を目指しています。2028年3月期に売上収益3,000億円、営業利益365億円を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら三浦工業、時間のゆとりを取るならナブテスコ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三浦工業。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い三浦工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ナブテスコと三浦工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、三浦工業が約583万円。三浦工業のほうが約39万円高い。
ナブテスコと三浦工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はナブテスコが22.3時間、三浦工業が24.3時間。ナブテスコのほうが月2時間少ない。
ナブテスコと三浦工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、三浦工業が62.1点で、三浦工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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