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日立建機と新明和工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日立建機が約608万円、新明和工業が約577万円。日立建機のほうが約31万円高い。
  • 売上高は日立建機が1.41兆円、新明和工業が2,850億円で、日立建機が約4.9倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日立建機が59.3点、新明和工業が61.2点で、ほぼ同じ。

数字で比べる

日立建機新明和工業
働きやすさの点数59.3点(⁠B)61.2点(⁠A-)
平均年収774万円(⁠41.1歳)782万円(⁠44歳)
30歳換算年収約608万円約577万円
月の平均残業17.1時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13年14.2年
売上高1.41兆円2,850億円
売上に対する利益の割合8.8%(⁠税引前利益)5.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.31倍
従業員数(⁠単体)5,926人3,669人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

日立建機

日立建機は、油圧ショベル、超大型油圧ショベル、ホイールローダなどの建設機械と、鉱山向けの機械・部品を手がけるメーカーです。2027年4月に社名を「⁠ランドクロス」に変える予定で、新しいコーポレートブランド「⁠LANDCROS」を掲げています。

売上高は約1.41兆円です。事業は、建設機械ビジネス(⁠製造・販売、関連する部品サービスなど)と、スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス(⁠マイニング設備・機械のアフターセールス部品など)の2つです。

新明和工業

新明和工業は、ダンプトラックや塵芥車などの特装車、機械式駐車設備や航空旅客搭乗橋、水中ポンプ、救難飛行艇や航空機部品などをつくる会社です。1920年設立の川西機械製作所が始まりで、戦前は「⁠二式飛行艇」や戦闘機「⁠紫電改」をつくりました。

売上高は約2,850億円です。事業は、特装車、パーキングシステム(⁠機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋)、産機・環境システム(⁠自動電線処理機、ごみ中継施設など)、流体(⁠水中ポンプなど)、航空機(⁠救難飛行艇、ボーイング社などへの航空機部品)の5つです。

歴史の違い

日立建機

  1. 1955〜1970年日立製作所の子会社として建設機械の販売・製造会社がつくられ、1970年に統合されて日立建機が設立されます。
  2. 1972〜1995年オランダ、シンガポール、インドネシア、中国に会社をつくり、海外に広がります。
  3. 2010年インドのタタ日立コンストラクションマシナリーの経営権を取得します。
  4. 2017年オーストラリアのBradkenを公開買付けで連結子会社にします。

新明和工業

  1. 1920〜1943年川西機械製作所として設立され、「⁠二式飛行艇」や「⁠紫電改」をつくります。
  2. 1949〜1955年新明和興業を設立し、ダンプトラック、タンクローリ、テールゲートリフタ、ミキサ車をつくり始めます。
  3. 1960年日立製作所の系列に入り、社名を新明和工業に変えます。
  4. 1969〜1975年航空旅客搭乗橋の初号機を東京国際空港に納め、US-1型救難飛行艇を防衛庁に納めます。

いま何に賭けているか

日立建機

2026年度からの新中期経営計画「⁠LANDCROS 2028」を、2027年4月のランドクロスへの社名変更という「⁠新たな船出」を成功させる3年間と位置づけています。前の中期経営計画の期間に、油圧ショベルの世界需要が6%減る中で、米州での独自展開と部品・サービス事業で売上を伸ばしたとしています。

新明和工業

経営理念は「⁠新明和グループは、たゆまぬ技術革新で、安心な社会と快適な暮らしを支え続け、人々の幸せに貢献します。」です。長期経営計画[SG-Vision 2030]で、2030年度に連結売上高4,000億円以上、海外売上高1,000億円以上を目指しています。中期経営計画[SG-2026]では東南アジア・オセアニア・北米への展開強化や戦略的M&Aを掲げています。

よくある質問

日立建機と新明和工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日立建機が約608万円、新明和工業が約577万円。日立建機のほうが約31万円高い。
日立建機と新明和工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日立建機が59.3点、新明和工業が61.2点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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