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高砂熱学工業と大気社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、大気社が約893万円。高砂熱学工業のほうが約77万円高い。
  • 月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、大気社が30.8時間。高砂熱学工業のほうが月4.7時間少ない。
  • 売上高は高砂熱学工業が4,239億円、大気社が2,861億円で、高砂熱学工業が約1.5倍の規模。

数字で比べる

高砂熱学工業大気社
働きやすさの点数75.4点(⁠S)68.7点(⁠A+)
平均年収1,246万円(⁠41.5歳)1,160万円(⁠42歳)
30歳換算年収約970万円約893万円
月の平均残業26.1時間30.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数11.9年15.5年
売上高4,239億円2,861億円
売上に対する利益の割合11.9%(⁠経常利益)8.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.37倍
従業員数(⁠単体)2,469人1,824人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は高砂熱学工業が11.9%、大気社が8.7%で、高砂熱学工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、大気社が68.7点で、高砂熱学工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の設計・施工を中心とする設備工事会社です。設備の保守・管理、空調機器の製造・販売も手がけています。1923年に高砂煖房工事として設立されました。

売上高は約4,239億円です。事業は、設備工事(⁠空調設備の設計・施工、保守・管理)と、設備機器の製造・販売(⁠日本ピーマックの空調機器)です。

大気社

大気社は、ビルや工場の空調設備と、自動車工場などの塗装設備を設計・施工する会社です。1913年に上西威が東京で、ドイツ製建築材料・設備の輸入販売と取付工事を目的に「⁠合資会社建材社」として創立しました。

売上高は約2,861億円です。事業は、環境システム(⁠事務所、ホテル、病院、データセンターなどのビル空調と、半導体・電子部品・電池・医薬品工場などのクリーンルームなどの産業空調)と、塗装システム(⁠自動車車体・バンパーのほか、建設車両・鉄道車両・航空機などの塗装設備)の2つです。

歴史の違い

高砂熱学工業

  1. 1923年旧高砂工業の煖房工事部を引き継ぎ、高砂煖房工事を設立します。
  2. 1943年社名を高砂熱学工業に変えます。
  3. 1969〜1973年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  4. 1980〜1984年海外事業本部をつくり、マレーシアとタイに会社を設立します。

大気社

  1. 1913年東京で「⁠合資会社建材社」として創立され、その後、暖房工事、冷房を含む空調設備の設計・施工へと発展します。
  2. 1952年塗装プラント事業を始めます。
  3. 1971〜1973年Thai Kenzaisha Co., Ltd.を設立し、社名を大気社に変えます。
  4. 1981〜2013年TKS Industrial Company、華気社、韓国大気社などの海外会社を次々に設立します。

いま何に賭けているか

高砂熱学工業

パーパスは『⁠環境革新で、地球の未来をきりひらく。』です。「⁠高砂熱学グループ長期ビジョン2040」で、空調設備事業を核に、建設、設備保守・管理、カーボンニュートラル、環境機器製造・販売の4つの事業ドメインをDXで連携させるとしています。会社は、生成AIやデータセンター・半導体の需要増による電力需要の拡大を見込んでいます。

大気社

Purposeは「⁠大気をまもり、未来をひらく。」です。社名には、公害問題が大きな社会課題だった時代に「⁠澄んだ空気を取り戻す」という志が込められているとしています。10年プラン2035で「⁠Be Engineering for a Sustainable Society」を掲げ、エレクトロニクス、自動車、医薬品、データセンターなどの先端産業へのエンジニアリングを強化するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で高砂熱学工業が上回っている。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い高砂熱学工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

高砂熱学工業と大気社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、大気社が約893万円。高砂熱学工業のほうが約77万円高い。
高砂熱学工業と大気社はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、大気社が30.8時間。高砂熱学工業のほうが月4.7時間少ない。
高砂熱学工業と大気社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、大気社が68.7点で、高砂熱学工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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