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高砂熱学工業とダイダンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、ダイダンが約916万円。高砂熱学工業のほうが約54万円高い。
  • 月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、ダイダンが23.2時間。ダイダンのほうが月2.9時間少ない。
  • 売上高は高砂熱学工業が4,239億円、ダイダンが2,562億円で、高砂熱学工業が約1.7倍の規模。

数字で比べる

高砂熱学工業ダイダン
働きやすさの点数75.4点(⁠S)75.7点(⁠S)
平均年収1,246万円(⁠41.5歳)1,177万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約970万円約916万円
月の平均残業26.1時間23.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数11.9年12.9年
売上高4,239億円2,562億円
売上に対する利益の割合11.9%(⁠経常利益)14.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.57倍
従業員数(⁠単体)2,469人2,185人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は高砂熱学工業が11.9%、ダイダンが14.0%で、ダイダンのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは高砂熱学工業が1.40倍、ダイダンが1.57倍で、勢いはダイダンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、ダイダンが75.7点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の設計・施工を中心とする設備工事会社です。設備の保守・管理、空調機器の製造・販売も手がけています。1923年に高砂煖房工事として設立されました。

売上高は約4,239億円です。事業は、設備工事(⁠空調設備の設計・施工、保守・管理)と、設備機器の製造・販売(⁠日本ピーマックの空調機器)です。

ダイダン

ダイダン(⁠旧大阪電気暖房)は、空調衛生設備と電気設備の設計・監理・施工を手がける設備工事会社です。1933年に菅谷元治が大阪市西区で大阪電気商会大阪暖房商会を設立しました。

売上高は約2,562億円です。事業は設備工事業の1つで、ほかに子会社が再生医療関連の機器販売や細胞加工による医薬品の受託製造をしています。

歴史の違い

高砂熱学工業

  1. 1923年旧高砂工業の煖房工事部を引き継ぎ、高砂煖房工事を設立します。
  2. 1943年社名を高砂熱学工業に変えます。
  3. 1969〜1973年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  4. 1980〜1984年海外事業本部をつくり、マレーシアとタイに会社を設立します。

ダイダン

  1. 1933年大阪市西区で大阪電気商会大阪暖房商会を設立し、電気工事と冷暖房・給排水などの工事を始めます。
  2. 1965年社名を大阪電気暖房に変えます。
  3. 1975〜1987年大証に上場し、シンガポール支店とTHAI O.D.D CO., LTD.をつくり、社名をダイダンに変えます。
  4. 1993年東証1部に上場します。

いま何に賭けているか

高砂熱学工業

パーパスは『⁠環境革新で、地球の未来をきりひらく。』です。「⁠高砂熱学グループ長期ビジョン2040」で、空調設備事業を核に、建設、設備保守・管理、カーボンニュートラル、環境機器製造・販売の4つの事業ドメインをDXで連携させるとしています。会社は、生成AIやデータセンター・半導体の需要増による電力需要の拡大を見込んでいます。

ダイダン

企業理念は「⁠地球と社会と私たちの未来に、安全・快適・信頼の空間価値を届ける」です。長期ビジョン「⁠Stage2030 総合設備工事から『⁠空間価値創造』企業へ」を掲げ、空調衛生工事、電気工事、海外事業、再生医療事業の4つを注力領域にしています。データセンター・工場建設を中心に良好な受注環境が続いているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら高砂熱学工業、時間のゆとりを取るならダイダン。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいダイダン。

よくある質問

高砂熱学工業とダイダンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、ダイダンが約916万円。高砂熱学工業のほうが約54万円高い。
高砂熱学工業とダイダンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、ダイダンが23.2時間。ダイダンのほうが月2.9時間少ない。
高砂熱学工業とダイダンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、ダイダンが75.7点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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