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高砂熱学工業とエクシオグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、エクシオグループが約607万円。高砂熱学工業のほうが約363万円高い。
  • 月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、エクシオグループが24.6時間。大きな差はない。
  • 売上高は高砂熱学工業が4,239億円、エクシオグループが7,877億円で、エクシオグループが約1.9倍の規模。

数字で比べる

高砂熱学工業エクシオグループ
働きやすさの点数75.4点(⁠S)65点(A)
平均年収1,246万円(⁠41.5歳)843万円(⁠45.1歳)
30歳換算年収約970万円約607万円
月の平均残業26.1時間24.6時間
有給取得率未公表82%
平均勤続年数11.9年17.1年
売上高4,239億円7,877億円
売上に対する利益の割合11.9%(⁠経常利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.32倍
従業員数(⁠単体)2,469人3,781人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は高砂熱学工業が11.9%、エクシオグループが6.7%で、高砂熱学工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、エクシオグループが65点で、高砂熱学工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の設計・施工を中心とする設備工事会社です。設備の保守・管理、空調機器の製造・販売も手がけています。1923年に高砂煖房工事として設立されました。

売上高は約4,239億円です。事業は、設備工事(⁠空調設備の設計・施工、保守・管理)と、設備機器の製造・販売(⁠日本ピーマックの空調機器)です。

エクシオグループ

エクシオグループ(⁠旧協和エクシオ)は、NTTグループなどの通信キャリア向けの通信インフラ設備の構築・保守、データセンターやビルの電気・空調工事、無電柱化などの都市土木、システムインテグレーションなどを手がける会社です。1954年に日本電信電話公社の設備拡張計画に対応するため、協和電設として設立されました。

売上高は約7,877億円です。事業は、エンジニアリングソリューション(⁠通信キャリア向け通信インフラ、都市インフラ)と、システムソリューション(⁠システムインテグレーション、ネットワークインテグレーション)です。

歴史の違い

高砂熱学工業

  1. 1923年旧高砂工業の煖房工事部を引き継ぎ、高砂煖房工事を設立します。
  2. 1943年社名を高砂熱学工業に変えます。
  3. 1969〜1973年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  4. 1980〜1984年海外事業本部をつくり、マレーシアとタイに会社を設立します。

エクシオグループ

  1. 1954年日本電信電話公社の電気通信設備拡張計画に対応するため、協和電設を設立します。
  2. 1991年社名を協和エクシオに変えます。
  3. 2001〜2011年昭和テクノスと合併し、大和電設工業、池野通建、アイコムシステックなどを子会社にします。
  4. 2018〜2019年シーキューブ、西部電気工業、日本電通を子会社にし、DeClout Pte. Ltd.を子会社にします。

いま何に賭けているか

高砂熱学工業

パーパスは『⁠環境革新で、地球の未来をきりひらく。』です。「⁠高砂熱学グループ長期ビジョン2040」で、空調設備事業を核に、建設、設備保守・管理、カーボンニュートラル、環境機器製造・販売の4つの事業ドメインをDXで連携させるとしています。会社は、生成AIやデータセンター・半導体の需要増による電力需要の拡大を見込んでいます。

エクシオグループ

企業理念は「⁠技術力を培う 豊かさを求める 社会に貢献する」です。新しい中期経営計画(⁠2026〜2030)で、通信インフラ事業は筋肉質な事業体制で利益最大化を目指し、社会インフラ事業は需要が旺盛な電気設備分野にリソースを移すとしています。会社は、データセンターの建設や再生可能エネルギーへの投資が加速していくと見ています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い高砂熱学工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

高砂熱学工業とエクシオグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は高砂熱学工業が約970万円、エクシオグループが約607万円。高砂熱学工業のほうが約363万円高い。
高砂熱学工業とエクシオグループはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は高砂熱学工業が26.1時間、エクシオグループが24.6時間。大きな差はない。
高砂熱学工業とエクシオグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は高砂熱学工業が75.4点、エクシオグループが65点で、高砂熱学工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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