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三協立山とタカラスタンダードの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三協立山が約388万円、タカラスタンダードが約494万円。タカラスタンダードのほうが約106万円高い。
  • 月の平均残業は三協立山が13.1時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月3.1時間少ない。
  • 売上高は三協立山が3,575億円、タカラスタンダードが2,528億円で、三協立山が約1.4倍の規模。

数字で比べる

三協立山タカラスタンダード
働きやすさの点数58.7点(⁠B)57.7点(⁠B)
平均年収555万円(⁠46.4歳)628万円(⁠41歳)
30歳換算年収約388万円約494万円
月の平均残業13.1時間10時間
有給取得率未公表73.9%
平均勤続年数21.8年14年
売上高3,575億円2,528億円
売上に対する利益の割合0.2%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.05倍1.19倍
従業員数(⁠単体)4,472人6,445人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は三協立山が0.2%、タカラスタンダードが7.8%で、タカラスタンダードのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは三協立山が1.05倍、タカラスタンダードが1.19倍で、勢いはタカラスタンダードが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三協立山が58.7点、タカラスタンダードが57.7点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

三協立山

三協立山は、ビル・住宅用のサッシやエクステリアなどの建材、アルミニウム・マグネシウムの鋳造・押出・加工、店舗用陳列什器や看板をつくる会社です。1960年設立の三協アルミニウム工業と、1948年設立の立山鋳造(⁠のちの立山アルミニウム工業)が統合してできました。

売上高は約3,575億円です。事業は、建材(⁠ビル建材、住宅建材、エクステリア)、マテリアル(⁠アルミ・マグネシウムの鋳造・押出・加工)、商業施設(⁠店舗用陳列什器、看板、メンテナンス)、国際(⁠海外でのアルミの鋳造・押出・加工)の4つです。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、ホーロー技術を生かしたシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台などの住宅設備機器をつくる会社です。1912年に日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売から始まりました。

売上高は約2,528億円です。事業は住宅設備関連(⁠キッチン、浴室、洗面化粧台、その他の住宅設備機器)と不動産賃貸です。

歴史の違い

三協立山

  1. 1948〜1960年立山鋳造を設立し、立山アルミニウム工業に改称し、三協アルミニウム工業が設立されます。
  2. 2003〜2006年三協・立山ホールディングスを設立し、三協アルミニウム工業と立山アルミニウム工業が合併して三協立山アルミになります。
  3. 2012年三協マテリアル、タテヤマアドバンスと合併して三協立山になり、東証1部に上場します。
  4. 2014〜2015年タイ王国とベルギー王国に会社をつくり、米国Aleris Internationalの押出事業部門を買収します。

タカラスタンダード

  1. 1912年日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売を始めます。
  2. 1957〜1958年「⁠タカラ」の商標で流し台の製造・販売を始め、ステンレス流し台が日本住宅公団の指定を受けます。
  3. 1971〜1973年社名をタカラスタンダードに変え、大証・東証1部に上場します。
  4. 1975〜1983年ガス器具、厨房用電気機器、電気温水器の会社を傘下に入れます。

いま何に賭けているか

三協立山

経営理念は「⁠お得意先・地域社会・社員の協業のもと、新しい価値を創造し、お客様への喜びと満足の提供を通じて、豊かな暮らしの実現に貢献します。」です。VISION2030に向けて4つの事業で価値創造を進めるとしています。会社は、手すりで業界トップシェア、店舗用什器・サインで業界トップクラスのシェアを持つとしています。

タカラスタンダード

企業理念は『⁠大切な3つの“Standard(⁠スタンダード)”』(⁠Living Standard、Ethical Standard、Quality Standard)です。長期ビジョンは『⁠ホーローと共に、光り輝く魅力ある企業へ』です。「⁠中期経営計画2026」で「⁠変革への再挑戦」をテーマに、生産性向上や海外事業・新規事業の加速に取り組んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でタカラスタンダードが上回っている。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いタカラスタンダードのほうが景気の波に強い。

よくある質問

三協立山とタカラスタンダードはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三協立山が約388万円、タカラスタンダードが約494万円。タカラスタンダードのほうが約106万円高い。
三協立山とタカラスタンダードはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三協立山が13.1時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月3.1時間少ない。
三協立山とタカラスタンダードはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三協立山が58.7点、タカラスタンダードが57.7点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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