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三協立山と文化シヤッターの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三協立山が約388万円、文化シヤッターが約570万円。文化シヤッターのほうが約182万円高い。
  • 月の平均残業は三協立山が13.1時間、文化シヤッターが21.3時間。三協立山のほうが月8.2時間少ない。
  • 売上高は三協立山が3,575億円、文化シヤッターが2,363億円で、三協立山が約1.5倍の規模。

数字で比べる

三協立山文化シヤッター
働きやすさの点数58.7点(⁠B)59.6点(⁠B)
平均年収555万円(⁠46.4歳)752万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約388万円約570万円
月の平均残業13.1時間21.3時間
有給取得率未公表68.2%
平均勤続年数21.8年15.5年
売上高3,575億円2,363億円
売上に対する利益の割合0.2%(⁠経常利益)7.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.05倍1.30倍
従業員数(⁠単体)4,472人2,374人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は三協立山が0.2%、文化シヤッターが7.5%で、文化シヤッターのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは三協立山が1.05倍、文化シヤッターが1.30倍で、勢いは文化シヤッターが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三協立山が58.7点、文化シヤッターが59.6点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

三協立山

三協立山は、ビル・住宅用のサッシやエクステリアなどの建材、アルミニウム・マグネシウムの鋳造・押出・加工、店舗用陳列什器や看板をつくる会社です。1960年設立の三協アルミニウム工業と、1948年設立の立山鋳造(⁠のちの立山アルミニウム工業)が統合してできました。

売上高は約3,575億円です。事業は、建材(⁠ビル建材、住宅建材、エクステリア)、マテリアル(⁠アルミ・マグネシウムの鋳造・押出・加工)、商業施設(⁠店舗用陳列什器、看板、メンテナンス)、国際(⁠海外でのアルミの鋳造・押出・加工)の4つです。

文化シヤッター

文化シヤッターは、シャッターやドア、住宅用建材、ビル用建材をつくり、保守点検・修理や住宅リフォームも手がける会社です。1955年に東京都台東区で日本文化鉄扉として設立されました。

売上高は約2,363億円です。事業は、シャッター関連製品、建材関連製品(⁠住宅用建材、ビル用建材)、サービス(⁠保守点検・修理)、リフォームの4つです。

歴史の違い

三協立山

  1. 1948〜1960年立山鋳造を設立し、立山アルミニウム工業に改称し、三協アルミニウム工業が設立されます。
  2. 2003〜2006年三協・立山ホールディングスを設立し、三協アルミニウム工業と立山アルミニウム工業が合併して三協立山アルミになります。
  3. 2012年三協マテリアル、タテヤマアドバンスと合併して三協立山になり、東証1部に上場します。
  4. 2014〜2015年タイ王国とベルギー王国に会社をつくり、米国Aleris Internationalの押出事業部門を買収します。

文化シヤッター

  1. 1955年日本文化鉄扉を設立し、社名を日本文化シヤッターに変えます。
  2. 1959〜1968年鋼製雨戸「⁠テットー」、電動式シャッター「⁠オートシャッター」、住宅用シャッター「⁠ミニシャッター」を発売します。
  3. 1970〜1980年合併して社名を文化シヤッターに変え、東証1部に指定されます。
  4. 2009年不二サッシと資本業務提携し、持分法適用関連会社にします。

いま何に賭けているか

三協立山

経営理念は「⁠お得意先・地域社会・社員の協業のもと、新しい価値を創造し、お客様への喜びと満足の提供を通じて、豊かな暮らしの実現に貢献します。」です。VISION2030に向けて4つの事業で価値創造を進めるとしています。会社は、手すりで業界トップシェア、店舗用什器・サインで業界トップクラスのシェアを持つとしています。

文化シヤッター

2024年度からの中期経営計画で『⁠恒久的な企業価値の創出を目指して』を基本テーマにしています。2030年を見据えた「⁠企業価値向上への事業戦略 Over3,000」で、売上高3,000億円超、営業利益率10%以上、株価1株3,000円超を目指しています。独自指標BxVAで投下資本に対する付加価値を管理しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら文化シヤッター、時間のゆとりを取るなら三協立山。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい文化シヤッター。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い文化シヤッターのほうが景気の波に強い。

よくある質問

三協立山と文化シヤッターはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三協立山が約388万円、文化シヤッターが約570万円。文化シヤッターのほうが約182万円高い。
三協立山と文化シヤッターはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三協立山が13.1時間、文化シヤッターが21.3時間。三協立山のほうが月8.2時間少ない。
三協立山と文化シヤッターはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三協立山が58.7点、文化シヤッターが59.6点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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