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リンナイとタカラスタンダードの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、タカラスタンダードが約494万円。リンナイのほうが約92万円高い。
  • 月の平均残業はリンナイが18時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月8時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はリンナイが72.6%、タカラスタンダードが73.9%。

数字で比べる

リンナイタカラスタンダード
働きやすさの点数58.9点(⁠B)57.7点(⁠B)
平均年収741万円(⁠40.8歳)628万円(⁠41歳)
30歳換算年収約586万円約494万円
月の平均残業18時間10時間
有給取得率72.6%73.9%
平均勤続年数14年14年
売上高4,704億円2,528億円
売上に対する利益の割合12.3%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.28倍1.19倍
従業員数(⁠単体)3,470人6,445人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はリンナイが4,704億円、タカラスタンダードが2,528億円で、リンナイが約1.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はリンナイが12.3%、タカラスタンダードが7.8%で、リンナイのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、タカラスタンダードが57.7点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

リンナイ

リンナイは、ガス給湯器、ガスコンロ、暖房機器などの熱機器をつくる会社です。1920年に内藤秀次郎と林兼吉が名古屋で「⁠林内商会」を創設しました。米国、オーストラリア、中国、韓国、インドネシアなどでも製造・販売しています。

売上高は約4,704億円です。熱機器の製品・部品を、国内では都市ガス会社、プロパン燃料販売会社、住設機器メーカー、ハウスメーカーなどに売っています。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、ホーロー技術を生かしたシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台などの住宅設備機器をつくる会社です。1912年に日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売から始まりました。

売上高は約2,528億円です。事業は住宅設備関連(⁠キッチン、浴室、洗面化粧台、その他の住宅設備機器)と不動産賃貸です。

歴史の違い

リンナイ

  1. 1920年内藤秀次郎と林兼吉が林内商会を創設し、ガス器具・石油器具の製造販売を始めます。
  2. 1957年ドイツのシュバンク社と技術提携し、赤外線ガスバーナーを製造します。
  3. 1971〜1974年社名をリンナイに変え、オーストラリア、韓国、米国に子会社をつくります。
  4. 2016年給湯機器のガスターを連結子会社にします。

タカラスタンダード

  1. 1912年日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売を始めます。
  2. 1957〜1958年「⁠タカラ」の商標で流し台の製造・販売を始め、ステンレス流し台が日本住宅公団の指定を受けます。
  3. 1971〜1973年社名をタカラスタンダードに変え、大証・東証1部に上場します。
  4. 1975〜1983年ガス器具、厨房用電気機器、電気温水器の会社を傘下に入れます。

いま何に賭けているか

リンナイ

原点思想は「⁠品質こそ我らが命」です。中期経営計画「⁠accelerate 2030」(⁠2026〜2030年度)で、2030年度に売上高6,200億円、営業利益700億円、ROE10.0%を目指しています。会社は、日本ではオール電化住宅が増えていること、米国では2029年にエネルギー省が給湯機器の省エネ基準を強化することを経営環境として挙げています。

タカラスタンダード

企業理念は『⁠大切な3つの“Standard(⁠スタンダード)”』(⁠Living Standard、Ethical Standard、Quality Standard)です。長期ビジョンは『⁠ホーローと共に、光り輝く魅力ある企業へ』です。「⁠中期経営計画2026」で「⁠変革への再挑戦」をテーマに、生産性向上や海外事業・新規事業の加速に取り組んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならリンナイ、時間のゆとりを取るならタカラスタンダード。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いリンナイのほうが景気の波に強い。

よくある質問

リンナイとタカラスタンダードはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、タカラスタンダードが約494万円。リンナイのほうが約92万円高い。
リンナイとタカラスタンダードはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はリンナイが18時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月8時間少ない。
リンナイとタカラスタンダードはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、タカラスタンダードが57.7点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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