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リンナイと文化シヤッターの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、文化シヤッターが約570万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はリンナイが18時間、文化シヤッターが21.3時間。リンナイのほうが月3.3時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はリンナイが72.6%、文化シヤッターが68.2%。

数字で比べる

リンナイ文化シヤッター
働きやすさの点数58.9点(⁠B)59.6点(⁠B)
平均年収741万円(⁠40.8歳)752万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約586万円約570万円
月の平均残業18時間21.3時間
有給取得率72.6%68.2%
平均勤続年数14年15.5年
売上高4,704億円2,363億円
売上に対する利益の割合12.3%(⁠経常利益)7.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.28倍1.30倍
従業員数(⁠単体)3,470人2,374人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はリンナイが4,704億円、文化シヤッターが2,363億円で、リンナイが約2.0倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はリンナイが12.3%、文化シヤッターが7.5%で、リンナイのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、文化シヤッターが59.6点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

リンナイ

リンナイは、ガス給湯器、ガスコンロ、暖房機器などの熱機器をつくる会社です。1920年に内藤秀次郎と林兼吉が名古屋で「⁠林内商会」を創設しました。米国、オーストラリア、中国、韓国、インドネシアなどでも製造・販売しています。

売上高は約4,704億円です。熱機器の製品・部品を、国内では都市ガス会社、プロパン燃料販売会社、住設機器メーカー、ハウスメーカーなどに売っています。

文化シヤッター

文化シヤッターは、シャッターやドア、住宅用建材、ビル用建材をつくり、保守点検・修理や住宅リフォームも手がける会社です。1955年に東京都台東区で日本文化鉄扉として設立されました。

売上高は約2,363億円です。事業は、シャッター関連製品、建材関連製品(⁠住宅用建材、ビル用建材)、サービス(⁠保守点検・修理)、リフォームの4つです。

歴史の違い

リンナイ

  1. 1920年内藤秀次郎と林兼吉が林内商会を創設し、ガス器具・石油器具の製造販売を始めます。
  2. 1957年ドイツのシュバンク社と技術提携し、赤外線ガスバーナーを製造します。
  3. 1971〜1974年社名をリンナイに変え、オーストラリア、韓国、米国に子会社をつくります。
  4. 2016年給湯機器のガスターを連結子会社にします。

文化シヤッター

  1. 1955年日本文化鉄扉を設立し、社名を日本文化シヤッターに変えます。
  2. 1959〜1968年鋼製雨戸「⁠テットー」、電動式シャッター「⁠オートシャッター」、住宅用シャッター「⁠ミニシャッター」を発売します。
  3. 1970〜1980年合併して社名を文化シヤッターに変え、東証1部に指定されます。
  4. 2009年不二サッシと資本業務提携し、持分法適用関連会社にします。

いま何に賭けているか

リンナイ

原点思想は「⁠品質こそ我らが命」です。中期経営計画「⁠accelerate 2030」(⁠2026〜2030年度)で、2030年度に売上高6,200億円、営業利益700億円、ROE10.0%を目指しています。会社は、日本ではオール電化住宅が増えていること、米国では2029年にエネルギー省が給湯機器の省エネ基準を強化することを経営環境として挙げています。

文化シヤッター

2024年度からの中期経営計画で『⁠恒久的な企業価値の創出を目指して』を基本テーマにしています。2030年を見据えた「⁠企業価値向上への事業戦略 Over3,000」で、売上高3,000億円超、営業利益率10%以上、株価1株3,000円超を目指しています。独自指標BxVAで投下資本に対する付加価値を管理しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いリンナイのほうが景気の波に強い。

よくある質問

リンナイと文化シヤッターはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、文化シヤッターが約570万円。ほぼ同じ水準。
リンナイと文化シヤッターはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はリンナイが18時間、文化シヤッターが21.3時間。リンナイのほうが月3.3時間少ない。
リンナイと文化シヤッターはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、文化シヤッターが59.6点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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