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リンナイと三協立山の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、三協立山が約388万円。リンナイのほうが約198万円高い。
  • 月の平均残業はリンナイが18時間、三協立山が13.1時間。三協立山のほうが月4.9時間少ない。
  • 売上高はリンナイが4,704億円、三協立山が3,575億円で、リンナイが約1.3倍の規模。

数字で比べる

リンナイ三協立山
働きやすさの点数58.9点(⁠B)58.7点(⁠B)
平均年収741万円(⁠40.8歳)555万円(⁠46.4歳)
30歳換算年収約586万円約388万円
月の平均残業18時間13.1時間
有給取得率72.6%未公表
平均勤続年数14年21.8年
売上高4,704億円3,575億円
売上に対する利益の割合12.3%(⁠経常利益)0.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.28倍1.05倍
従業員数(⁠単体)3,470人4,472人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はリンナイが12.3%、三協立山が0.2%で、リンナイのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはリンナイが1.28倍、三協立山が1.05倍で、勢いはリンナイが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、三協立山が58.7点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

リンナイ

リンナイは、ガス給湯器、ガスコンロ、暖房機器などの熱機器をつくる会社です。1920年に内藤秀次郎と林兼吉が名古屋で「⁠林内商会」を創設しました。米国、オーストラリア、中国、韓国、インドネシアなどでも製造・販売しています。

売上高は約4,704億円です。熱機器の製品・部品を、国内では都市ガス会社、プロパン燃料販売会社、住設機器メーカー、ハウスメーカーなどに売っています。

三協立山

三協立山は、ビル・住宅用のサッシやエクステリアなどの建材、アルミニウム・マグネシウムの鋳造・押出・加工、店舗用陳列什器や看板をつくる会社です。1960年設立の三協アルミニウム工業と、1948年設立の立山鋳造(⁠のちの立山アルミニウム工業)が統合してできました。

売上高は約3,575億円です。事業は、建材(⁠ビル建材、住宅建材、エクステリア)、マテリアル(⁠アルミ・マグネシウムの鋳造・押出・加工)、商業施設(⁠店舗用陳列什器、看板、メンテナンス)、国際(⁠海外でのアルミの鋳造・押出・加工)の4つです。

歴史の違い

リンナイ

  1. 1920年内藤秀次郎と林兼吉が林内商会を創設し、ガス器具・石油器具の製造販売を始めます。
  2. 1957年ドイツのシュバンク社と技術提携し、赤外線ガスバーナーを製造します。
  3. 1971〜1974年社名をリンナイに変え、オーストラリア、韓国、米国に子会社をつくります。
  4. 2016年給湯機器のガスターを連結子会社にします。

三協立山

  1. 1948〜1960年立山鋳造を設立し、立山アルミニウム工業に改称し、三協アルミニウム工業が設立されます。
  2. 2003〜2006年三協・立山ホールディングスを設立し、三協アルミニウム工業と立山アルミニウム工業が合併して三協立山アルミになります。
  3. 2012年三協マテリアル、タテヤマアドバンスと合併して三協立山になり、東証1部に上場します。
  4. 2014〜2015年タイ王国とベルギー王国に会社をつくり、米国Aleris Internationalの押出事業部門を買収します。

いま何に賭けているか

リンナイ

原点思想は「⁠品質こそ我らが命」です。中期経営計画「⁠accelerate 2030」(⁠2026〜2030年度)で、2030年度に売上高6,200億円、営業利益700億円、ROE10.0%を目指しています。会社は、日本ではオール電化住宅が増えていること、米国では2029年にエネルギー省が給湯機器の省エネ基準を強化することを経営環境として挙げています。

三協立山

経営理念は「⁠お得意先・地域社会・社員の協業のもと、新しい価値を創造し、お客様への喜びと満足の提供を通じて、豊かな暮らしの実現に貢献します。」です。VISION2030に向けて4つの事業で価値創造を進めるとしています。会社は、手すりで業界トップシェア、店舗用什器・サインで業界トップクラスのシェアを持つとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならリンナイ、時間のゆとりを取るなら三協立山。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいリンナイ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いリンナイのほうが景気の波に強い。

よくある質問

リンナイと三協立山はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はリンナイが約586万円、三協立山が約388万円。リンナイのほうが約198万円高い。
リンナイと三協立山はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はリンナイが18時間、三協立山が13.1時間。三協立山のほうが月4.9時間少ない。
リンナイと三協立山はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はリンナイが58.9点、三協立山が58.7点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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