トップ › 会社比較 › 食品 › キッコーマンと日清製粉グループ本社

キッコーマンと日清製粉グループ本社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキッコーマンが約617万円、日清製粉グループ本社が約692万円。日清製粉グループ本社のほうが約75万円高い。
  • 月の平均残業はキッコーマンが13.5時間、日清製粉グループ本社が20.3時間。キッコーマンのほうが月6.8時間少ない。
  • 売上高はキッコーマンが7,455億円、日清製粉グループ本社が8,650億円で、規模は近い。

数字で比べる

キッコーマン日清製粉グループ本社
働きやすさの点数63.9点(⁠A-)60.8点(⁠A-)
平均年収821万円(⁠43.1歳)898万円(⁠42歳)
30歳換算年収約617万円約692万円
月の平均残業13.5時間20.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.5年15.2年
売上高7,455億円8,650億円
売上に対する利益の割合11.3%(⁠税引前利益)5.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.44倍1.27倍
従業員数(⁠単体)672人364人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはキッコーマンが1.44倍、日清製粉グループ本社が1.27倍で、勢いはキッコーマンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はキッコーマンが63.9点、日清製粉グループ本社が60.8点で、キッコーマンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

キッコーマン

キッコーマンは、しょうゆを中心に、つゆ・たれ、デルモンテのトマト製品、豆乳飲料、みりん・ワインなどをつくる食品会社です。1917年に野田醤油として設立され、海外でもしょうゆを製造・販売し、世界の食料品卸売も手がけています。

売上高は約7,455億円です。事業は、国内の食料品製造・販売(⁠しょうゆ、食品、飲料、酒類)、国内その他、海外の食料品製造・販売(⁠しょうゆなど)、海外の食料品卸売の4つです。

日清製粉グループ本社

日清製粉グループ本社は、小麦粉の日清製粉を中心に、プレミックス・パスタ・冷凍食品(⁠日清製粉ウェルナ)、中食・惣菜、酵母(⁠オリエンタル酵母工業)などを持つ持株会社です。1900年に群馬県館林で創立された館林製粉が前身です。

売上高は約8,650億円です。事業は、製粉(⁠小麦粉、ふすま)、食品(⁠プレミックス、家庭用小麦粉、パスタ、冷凍食品など)、中食・惣菜、その他の4つです。

歴史の違い

キッコーマン

  1. 1917年野田醤油株式会社が設立されます。
  2. 1957年米国に販売会社を設立します。
  3. 1962〜1969年マンズワインを設立し、米国のJAPAN FOOD CORPORATION(⁠今のJFCインターナショナル)に経営参加します。
  4. 1990年デルモンテ商標の日本・アジア太平洋地域(⁠フィリピンを除く)での永久専用使用権を取得します。

日清製粉グループ本社

  1. 1900〜1908年群馬県館林町で館林製粉が創立され、1908年に日清製粉を合併して日清製粉に社名を変えます。
  2. 1960〜1970年代配合飼料、ペットフード、医薬品、エンジニアリングなどに事業を広げます。
  3. 1989年カナダの製粉会社Rogers Foodsを買収し、海外製粉に進出します。
  4. 2001年製粉・食品・配合飼料・ペットフード・医薬の各事業を分社し、持株会社の日清製粉グループ本社になります。

いま何に賭けているか

キッコーマン

「⁠グローバルビジョン2030」で「⁠キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」ことを目指しています。2025〜2027年度の中期経営計画の目標は、売上成長率(⁠為替差除き)年平均5%以上、事業利益率10%以上、ROE12%以上です。北米では2026年秋から米国第3工場が出荷を始める予定です。

日清製粉グループ本社

中期経営計画「⁠日清製粉グループ 中期経営計画2026」(⁠2022〜2026年度)で、事業ポートフォリオの再構築を進めています。2026年度の当初目標は売上高9,500億円・営業利益570億円でしたが、環境変化を踏まえ、業績予想は売上高8,700億円・営業利益460億円としています。社是は「⁠信を万事の本と為す」と「⁠時代への適合」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら日清製粉グループ本社、時間のゆとりを取るならキッコーマン。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいキッコーマン。

よくある質問

キッコーマンと日清製粉グループ本社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキッコーマンが約617万円、日清製粉グループ本社が約692万円。日清製粉グループ本社のほうが約75万円高い。
キッコーマンと日清製粉グループ本社はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はキッコーマンが13.5時間、日清製粉グループ本社が20.3時間。キッコーマンのほうが月6.8時間少ない。
キッコーマンと日清製粉グループ本社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキッコーマンが63.9点、日清製粉グループ本社が60.8点で、キッコーマンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく