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マツキヨココカラ&カンパニーとエイチ・ツー・オー リテイリングの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門店・百貨店・ドラッグストアの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はマツキヨココカラ&カンパニーが約501万円、エイチ・ツー・オー リテイリングが約704万円。エイチ・ツー・オー リテイリングのほうが約203万円高い。
  • 売上高はマツキヨココカラ&カンパニーが1.12兆円、エイチ・ツー・オー リテイリングが6,802億円で、マツキヨココカラ&カンパニーが約1.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はマツキヨココカラ&カンパニーが8.0%、エイチ・ツー・オー リテイリングが5.1%で、マツキヨココカラ&カンパニーのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

マツキヨココカラ&カンパニーエイチ・ツー・オー リテイリング
働きやすさの点数50.3点(⁠B)74.2点(⁠S)
平均年収746万円(⁠48.3歳)1,001万円(⁠46.2歳)
30歳換算年収約501万円約704万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数10.7年18.5年
売上高1.12兆円6,802億円
売上に対する利益の割合8.0%(⁠経常利益)5.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.53倍1.31倍
従業員数(⁠単体)74人210人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはマツキヨココカラ&カンパニーが1.53倍、エイチ・ツー・オー リテイリングが1.31倍で、勢いはマツキヨココカラ&カンパニーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はマツキヨココカラ&カンパニーが50.3点、エイチ・ツー・オー リテイリングが74.2点で、エイチ・ツー・オー リテイリングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

マツキヨココカラ&カンパニー

マツキヨココカラ&カンパニーは、ドラッグストア「⁠マツモトキヨシ」と「⁠ココカラファイン」を運営する会社です。2021年にマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合してできました。調剤薬局、介護事業、フランチャイズ、プライベートブランド商品の開発も手がけています。

売上高は約1.12兆円です。事業は、マツモトキヨシグループ(⁠ドラッグストア・調剤薬局、フランチャイズ)、ココカラファイングループ(⁠ドラッグストア・調剤薬局、介護)、アンドカンパニー事業、管理サポート(⁠仕入、PB商品の開発など)に分かれています。

エイチ・ツー・オー リテイリング

エイチ・ツー・オー リテイリングは、阪急百貨店・阪神百貨店(⁠阪急阪神百貨店)、食品スーパーのイズミヤ・阪急オアシスや関西スーパーマーケット、商業施設などを持つ持株会社です。1929年に阪神急行電鉄の百貨店部門が大阪・梅田で開業したのが起源で、2007年に阪急百貨店と阪神百貨店が経営統合しました。

売上高は約6,802億円です。事業は、百貨店、食品(⁠食品スーパー、食料品の製造・加工)、商業施設、その他です。

歴史の違い

マツキヨココカラ&カンパニー

  1. 1932年千葉県小金町(⁠今の松戸市)で「⁠マツモト薬舗」が開業し、医薬品などの小売を始めます。
  2. 1954年有限会社マツモトキヨシ薬店として法人化します。
  3. 2007年持株会社のマツモトキヨシホールディングスが設立され、東京証券取引所に上場します。
  4. 2008〜2012年九州のミドリ薬品、山陽のラブドラッグス、東北のダルマ薬局など各地のドラッグストアを子会社にします。

エイチ・ツー・オー リテイリング

  1. 1929年阪神急行電鉄の百貨店部門が大阪・梅田で開業します。
  2. 1947年百貨店部門が分離独立し、阪急百貨店を設立します。
  3. 2007〜2008年阪神百貨店と経営統合してエイチ・ツー・オー リテイリングになり、阪急百貨店と阪神百貨店が合併して阪急阪神百貨店になります。
  4. 2012〜2022年阪急うめだ本店と阪神梅田本店の建て替えを完了させます。

いま何に賭けているか

マツキヨココカラ&カンパニー

「⁠アジアNo.1のドラッグストアとなり、美と健康の分野でのリーディングポジションの確立」を目指しています。会社は、業種・業態を超えた競合の出店やM&Aによる規模拡大で厳しい状況が続くとし、調剤併設化の推進や技術料の獲得で調剤事業を広げるとしています。

エイチ・ツー・オー リテイリング

基本理念は『⁠地域住民への生活モデルの提供を通して、地域社会になくてはならない存在であり続けること』です。「⁠長期事業構想2030 Ver.2」で、顧客を最大の「⁠資産」ととらえる「⁠コミュニケーションリテイラー」を目指し、2030年にグループアクティブ顧客数1,000万人、営業利益350〜400億円を目標にしています。阪急本店のグローバルデパートメントストア化に向けた改装も進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいマツキヨココカラ&カンパニー。

よくある質問

マツキヨココカラ&カンパニーとエイチ・ツー・オー リテイリングはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はマツキヨココカラ&カンパニーが約501万円、エイチ・ツー・オー リテイリングが約704万円。エイチ・ツー・オー リテイリングのほうが約203万円高い。
マツキヨココカラ&カンパニーとエイチ・ツー・オー リテイリングはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はマツキヨココカラ&カンパニーが50.3点、エイチ・ツー・オー リテイリングが74.2点で、エイチ・ツー・オー リテイリングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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