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東急不動産ホールディングスと東京建物の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合不動産の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東急不動産ホールディングスが約999万円、東京建物が約934万円。東急不動産ホールディングスのほうが約65万円高い。
  • 売上高は東急不動産ホールディングスが1.25兆円、東京建物が4,746億円で、東急不動産ホールディングスが約2.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東急不動産ホールディングスが11.9%、東京建物が16.5%で、東京建物のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東急不動産ホールディングス東京建物
働きやすさの点数84.6点(⁠S)81.2点(⁠S)
平均年収1,320万円(⁠42.8歳)1,186万円(⁠41歳)
30歳換算年収約999万円約934万円
月の平均残業未公表6.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.3年11.6年
売上高1.25兆円4,746億円
売上に対する利益の割合11.9%(⁠経常利益)16.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.26倍1.39倍
従業員数(⁠単体)105人836人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東急不動産ホールディングスが1.26倍、東京建物が1.39倍で、勢いは東京建物が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東急不動産ホールディングスが84.6点、東京建物が81.2点で、東急不動産ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東急不動産ホールディングス

東急不動産ホールディングスは、東急不動産、マンション・ビル管理の東急コミュニティー、不動産仲介の東急リバブルを束ねる持株会社です。オフィスや商業施設の都市開発に加え、再生可能エネルギー、ホテル・リゾート(⁠東急ハーヴェストクラブなど)も手がけています。

売上高は約1.25兆円です。事業は、都市開発(⁠オフィス、商業施設、分譲・賃貸住宅)、戦略投資(⁠再生可能エネルギー発電施設、物流施設、ファンド、海外)、管理運営(⁠マンション・ビル管理、ホテル、ゴルフ場、スキー場、シニア住宅)、不動産流通(⁠仲介など)の4つです。

東京建物

東京建物は、オフィスビルや商業施設の開発・賃貸、マンション「⁠Brillia(⁠ブリリア)」の開発・分譲、仲介、駐車場(⁠日本パーキング)、ホテル・ゴルフ場の運営などを手がける不動産会社です。1896年に初代安田善次郎らの発起で設立された総合不動産会社です。

売上高は約4,746億円です。事業は、ビル(⁠オフィス、商業施設、物流施設)、住宅(⁠マンション)、アセットサービス(⁠仲介、駐車場)、その他(⁠ホテル、温浴施設、ゴルフ場、ファンドなど)です。

歴史の違い

東急不動産ホールディングス

  1. 1953年東京急行電鉄(⁠今の東急)から不動産販売業などを譲り受けて、東急不動産が設立されます。
  2. 1970〜1972年ビル・マンション管理の東急コミュニティーと、不動産仲介の東急リバブル(⁠当時エリアサービス)を設立します。
  3. 1975〜1998年ゴルフ、スキー、会員制リゾートホテル(⁠東急ハーヴェストクラブ)、都市型ホテル(⁠東急ステイ)に進出します。
  4. 2013年東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルの3社の持株会社として、東急不動産ホールディングスが設立されます。

東京建物

  1. 1896年初代安田善次郎らの発起で設立され、住宅ローンの原型となった割賦販売方式での不動産売買を始めます。
  2. 1968年マンション分譲事業を始めます。
  3. 1979年新宿センタービルが竣工します。
  4. 2003年マンションブランドを「⁠Brillia」に統一します。

いま何に賭けているか

東急不動産ホールディングス

2025年度から「⁠中期経営計画2030」を進めています。長期経営方針の前半を「⁠再構築フェーズ」として事業構造改革を行い、後半の「⁠強靭化フェーズ」では、強固で独自性のある事業ポートフォリオで効率性と耐久性を高めながら利益成長を目指すとしています。ありたい姿は「⁠誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来の実現」です。

東京建物

長期ビジョン「⁠次世代デベロッパーへ」で、2030年に連結事業利益1,200億円を目指しています。2025〜2027年度の中期経営計画では、「⁠資産回転型事業の加速・拡大」と「⁠安定収益基盤の強靭化」に取り組み、事業利益の構成を「⁠賃貸:分譲・売却:サービス=30%:60%:10%」に保つとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京建物のほうが景気の波に強い。

よくある質問

東急不動産ホールディングスと東京建物はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東急不動産ホールディングスが約999万円、東京建物が約934万円。東急不動産ホールディングスのほうが約65万円高い。
東急不動産ホールディングスと東京建物はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東急不動産ホールディングスが84.6点、東京建物が81.2点で、東急不動産ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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