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東京海上日動火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。損害保険の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は東京海上日動火災保険が12.9時間、あいおいニッセイ同和損害保険が7.7時間。あいおいニッセイ同和損害保険のほうが月5.2時間少ない。
  • 売上高は東京海上日動火災保険が8.14兆円、あいおいニッセイ同和損害保険が1.95兆円で、東京海上日動火災保険が約4.2倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東京海上日動火災保険が16.4%、あいおいニッセイ同和損害保険が13.3%で、東京海上日動火災保険のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東京海上日動火災保険あいおいニッセイ同和損害保険
働きやすさの点数62.5点(⁠A-)64.9点(⁠A)
平均年収——
30歳換算年収——
月の平均残業12.9時間7.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.7年16.2年
売上高8.14兆円1.95兆円
売上に対する利益の割合16.4%(⁠経常利益)13.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.66倍1.30倍
従業員数(⁠単体)16,064人12,515人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東京海上日動火災保険が1.66倍、あいおいニッセイ同和損害保険が1.30倍で、勢いは東京海上日動火災保険が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東京海上日動火災保険が62.5点、あいおいニッセイ同和損害保険が64.9点で、あいおいニッセイ同和損害保険が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京海上日動火災保険

東京海上日動火災保険は、1879年創業の東京海上の流れをくむ大手損害保険会社で、自動車保険や火災保険、企業向けの保険を扱っています。東京海上グループの中核で、今では海外の保険事業も国内と同じくらいの規模になっています。

売上にあたる経常収益は約8.1兆円、経常利益は約1.3兆円です。損害保険会社は、お客さんから保険料を受け取り、事故や災害が起きたときに保険金を支払います。受け取った保険料から保険金と経費を引いた差額と、預かったお金を運用して得る利益の二つで稼ぎます。

あいおいニッセイ同和損害保険

あいおいニッセイ同和損害保険は、MS&ADインシュアランス グループの損害保険会社です。1918年設立の東京動産火災保険が前身で、2001年に千代田火災海上と合併して「⁠あいおい損害保険」に、2010年にニッセイ同和損害保険と合併して今の社名になりました。

収益は約1.95兆円です。事業は、国内損害保険、海外事業(⁠欧州、中国、豪州など)、金融サービス(⁠確定拠出年金、債務保証)などです。

歴史の違い

東京海上日動火災保険

  1. 1879年旧東京海上保険が創業します(⁠設立は前年の1878年)。
  2. 1944年東京海上、明治火災海上、三菱海上火災の3社が合併し、東京海上火災保険が生まれます。
  3. 2002年日動火災海上保険と共同で持株会社(⁠今の東京海上ホールディングス)をつくります。
  4. 2004年日動火災海上保険と合併し、社名を東京海上日動火災保険に変えます。

あいおいニッセイ同和損害保険

  1. 1918〜1944年東京動産火災保険として設立され、1944年に大東京火災保険に社名を変えます。
  2. 2001年千代田火災海上保険と合併し、あいおい損害保険になります。
  3. 2010年MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスの子会社になり、ニッセイ同和損害保険と合併してあいおいニッセイ同和損害保険になります。
  4. 2014〜2018年豪州に損害保険の子会社を開業し、英国のBox Innovation Groupを子会社にします。

いま何に賭けているか

東京海上日動火災保険

2024年度からの中期経営計画で「⁠Re-New」を掲げ、「⁠本当に信頼されるお客様起点の会社」と「⁠リスクソリューション(⁠保険+α)で次代を支える会社」につくりかえることを目指しています。保険金を払うだけでなく、事故や災害を防ぐサービスまで提供する会社を目指しています。

あいおいニッセイ同和損害保険

MS&ADグループは「⁠お客さまから最も選ばれる保険・金融グループ」を2030年度に目指す姿としています。保険業界では、保険料調整行為などの不適切事案を受けて改正された保険業法が2026年6月から施行され、会社は「⁠お客さま第一の業務運営の徹底」「⁠健全な競争環境の実現」を最優先に取り組むとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東京海上日動火災保険。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京海上日動火災保険のほうが景気の波に強い。

よくある質問

東京海上日動火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東京海上日動火災保険が12.9時間、あいおいニッセイ同和損害保険が7.7時間。あいおいニッセイ同和損害保険のほうが月5.2時間少ない。
東京海上日動火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京海上日動火災保険が62.5点、あいおいニッセイ同和損害保険が64.9点で、あいおいニッセイ同和損害保険が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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