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TOTOとYKKの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業はTOTOが15.2時間、YKKが11.5時間。YKKのほうが月3.7時間少ない。
  • 売上高はTOTOが7,374億円、YKKが9,926億円で、YKKが約1.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はTOTOが8.2%、YKKが5.5%で、TOTOのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

TOTOYKK
働きやすさの点数68.2点(⁠A+)66.3点(⁠A)
平均年収781万円(⁠45.2歳)—
30歳換算年収約561万円—
月の平均残業15.2時間11.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数20年31.1年
売上高7,374億円9,926億円
売上に対する利益の割合8.2%(⁠経常利益)5.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.14倍1.25倍
従業員数(⁠単体)7,758人4,491人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはTOTOが1.14倍、YKKが1.25倍で、勢いはYKKが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、YKKが66.3点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

TOTO

TOTOは、トイレなどの衛生陶器、温水洗浄便座「⁠ウォシュレット」、水栓金具、ユニットバス、システムキッチンなどをつくる住宅設備メーカーです。1917年にノリタケ(⁠当時の日本陶器)の製陶研究所の技術で設立されました。

売上高は約7,374億円です。事業は、グローバル住設(⁠日本、米州、アジア・オセアニア、欧州、中国大陸)と、新領域(⁠セラミック)に分かれています。

YKK

YKKは、ファスナーなどのファスニング製品と、窓・サッシ・カーテンウォールなどの建材(⁠YKK AP)をつくる会社です。1934年に吉田忠雄が東京・日本橋でサンエス商会を創設し、ファスナーの製造・販売を始めました。2026年3月にパナソニック ハウジングソリューションズの株式80%を取得し、住宅設備の事業も加わりました。

売上高は約9,926億円です。事業は、ファスニング、AP(⁠建材の製造・販売、窓・サッシの工事など)、HS(⁠住宅設備、内装・外装建材)、その他(⁠オーストラリアでのアルミ製錬など)です。

歴史の違い

TOTO

  1. 1917年日本陶器合名会社(⁠今のノリタケ)の製陶研究所の技術で東洋陶器が設立され、衛生陶器の製造販売を始めます。
  2. 1946〜1972年水栓金具、プラスチック製品、ホーロー浴槽、洗面化粧台の生産を始め、1970年に東陶機器に社名を変えます。
  3. 1989〜1996年米国に販売会社と製造会社をつくり、中国大陸やマレーシアに製造会社を設立します。
  4. 1991年小倉にウォシュレット工場を竣工させます。

YKK

  1. 1934年吉田忠雄が東京・日本橋にサンエス商会を創設し、ファスナーの製造・販売を始めます。
  2. 1946〜1955年「⁠YKK」の商標を定め、黒部工場を稼働させます。
  3. 1959年ニュージーランドに現地法人をつくり、以後世界各地にファスナーの会社を設立します。
  4. 1994年社名を吉田工業からYKKに変えます。

いま何に賭けているか

TOTO

10ヵ年の中・長期経営計画「⁠共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」で、「⁠きれいで快適・健康な暮らしの実現」と「⁠社会・地球環境への貢献」を2030年のありたい姿にしています。日本では新築着工の減少に対してリモデル(⁠住宅・パブリック)に注力し、営業利益の漸減傾向を構造的課題として事業体質を立て直すとしています。

YKK

“他人の利益を図らずして自らの繁栄はない”という考えに基づくYKK精神「⁠善の巡環」を、全事業を貫く精神的支柱にしています。経営理念は「⁠更なるCORPORATE VALUEを求めて」です。ファスニング、AP、HSの3事業を中核とする新しい体制になり、YKK APとパナソニック ハウジングソリューションズの強みを融合してシナジーを生み出すとしています。

よくある質問

TOTOとYKKはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はTOTOが15.2時間、YKKが11.5時間。YKKのほうが月3.7時間少ない。
TOTOとYKKはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、YKKが66.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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