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TOTOとタカラスタンダードの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はTOTOが約561万円、タカラスタンダードが約494万円。TOTOのほうが約67万円高い。
  • 月の平均残業はTOTOが15.2時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月5.2時間少ない。
  • 売上高はTOTOが7,374億円、タカラスタンダードが2,528億円で、TOTOが約2.9倍の規模。

数字で比べる

TOTOタカラスタンダード
働きやすさの点数68.2点(⁠A+)57.7点(⁠B)
平均年収781万円(⁠45.2歳)628万円(⁠41歳)
30歳換算年収約561万円約494万円
月の平均残業15.2時間10時間
有給取得率未公表73.9%
平均勤続年数20年14年
売上高7,374億円2,528億円
売上に対する利益の割合8.2%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.14倍1.19倍
従業員数(⁠単体)7,758人6,445人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はTOTOが8.2%、タカラスタンダードが7.8%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、タカラスタンダードが57.7点で、TOTOが上回る。

何で稼いでいるかの違い

TOTO

TOTOは、トイレなどの衛生陶器、温水洗浄便座「⁠ウォシュレット」、水栓金具、ユニットバス、システムキッチンなどをつくる住宅設備メーカーです。1917年にノリタケ(⁠当時の日本陶器)の製陶研究所の技術で設立されました。

売上高は約7,374億円です。事業は、グローバル住設(⁠日本、米州、アジア・オセアニア、欧州、中国大陸)と、新領域(⁠セラミック)に分かれています。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、ホーロー技術を生かしたシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台などの住宅設備機器をつくる会社です。1912年に日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売から始まりました。

売上高は約2,528億円です。事業は住宅設備関連(⁠キッチン、浴室、洗面化粧台、その他の住宅設備機器)と不動産賃貸です。

歴史の違い

TOTO

  1. 1917年日本陶器合名会社(⁠今のノリタケ)の製陶研究所の技術で東洋陶器が設立され、衛生陶器の製造販売を始めます。
  2. 1946〜1972年水栓金具、プラスチック製品、ホーロー浴槽、洗面化粧台の生産を始め、1970年に東陶機器に社名を変えます。
  3. 1989〜1996年米国に販売会社と製造会社をつくり、中国大陸やマレーシアに製造会社を設立します。
  4. 1991年小倉にウォシュレット工場を竣工させます。

タカラスタンダード

  1. 1912年日本エナメルとして設立され、ホーロー鉄器の製造販売を始めます。
  2. 1957〜1958年「⁠タカラ」の商標で流し台の製造・販売を始め、ステンレス流し台が日本住宅公団の指定を受けます。
  3. 1971〜1973年社名をタカラスタンダードに変え、大証・東証1部に上場します。
  4. 1975〜1983年ガス器具、厨房用電気機器、電気温水器の会社を傘下に入れます。

いま何に賭けているか

TOTO

10ヵ年の中・長期経営計画「⁠共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」で、「⁠きれいで快適・健康な暮らしの実現」と「⁠社会・地球環境への貢献」を2030年のありたい姿にしています。日本では新築着工の減少に対してリモデル(⁠住宅・パブリック)に注力し、営業利益の漸減傾向を構造的課題として事業体質を立て直すとしています。

タカラスタンダード

企業理念は『⁠大切な3つの“Standard(⁠スタンダード)”』(⁠Living Standard、Ethical Standard、Quality Standard)です。長期ビジョンは『⁠ホーローと共に、光り輝く魅力ある企業へ』です。「⁠中期経営計画2026」で「⁠変革への再挑戦」をテーマに、生産性向上や海外事業・新規事業の加速に取り組んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならTOTO、時間のゆとりを取るならタカラスタンダード。

よくある質問

TOTOとタカラスタンダードはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はTOTOが約561万円、タカラスタンダードが約494万円。TOTOのほうが約67万円高い。
TOTOとタカラスタンダードはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はTOTOが15.2時間、タカラスタンダードが10時間。タカラスタンダードのほうが月5.2時間少ない。
TOTOとタカラスタンダードはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、タカラスタンダードが57.7点で、TOTOが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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