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TOTOとLIXILの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。住宅設備の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はTOTOが約561万円、LIXILが約513万円。TOTOのほうが約48万円高い。
  • 月の平均残業はTOTOが15.2時間、LIXILが16.1時間。大きな差はない。
  • 売上高はTOTOが7,374億円、LIXILが1.51兆円で、LIXILが約2.0倍の規模。

数字で比べる

TOTOLIXIL
働きやすさの点数68.2点(⁠A+)59.6点(⁠B)
平均年収781万円(⁠45.2歳)730万円(⁠46.2歳)
30歳換算年収約561万円約513万円
月の平均残業15.2時間16.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数20年19.5年
売上高7,374億円1.51兆円
売上に対する利益の割合8.2%(⁠経常利益)1.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.14倍1.06倍
従業員数(⁠単体)7,758人15,128人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、LIXILが59.6点で、TOTOが上回る。

何で稼いでいるかの違い

TOTO

TOTOは、トイレなどの衛生陶器、温水洗浄便座「⁠ウォシュレット」、水栓金具、ユニットバス、システムキッチンなどをつくる住宅設備メーカーです。1917年にノリタケ(⁠当時の日本陶器)の製陶研究所の技術で設立されました。

売上高は約7,374億円です。事業は、グローバル住設(⁠日本、米州、アジア・オセアニア、欧州、中国大陸)と、新領域(⁠セラミック)に分かれています。

LIXIL

LIXILは、トイレ・水栓・浴室などの水回り設備と、サッシ・玄関ドア・シャッターなどの建材をつくる住宅設備メーカーです。2011年にトステム、INAXなど国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生し、ドイツのGROHE、米国のAmerican Standardも傘下に持っています。

売上高は約1.51兆円です。事業は、ウォーターテクノロジー(⁠衛生機器、温水洗浄便座、水栓金具、浴槽、ユニットバス、タイルなど)、ハウジングテクノロジー(⁠サッシ、玄関ドア、シャッター、カーテンウォールなど)、リビングの3つです。

歴史の違い

TOTO

  1. 1917年日本陶器合名会社(⁠今のノリタケ)の製陶研究所の技術で東洋陶器が設立され、衛生陶器の製造販売を始めます。
  2. 1946〜1972年水栓金具、プラスチック製品、ホーロー浴槽、洗面化粧台の生産を始め、1970年に東陶機器に社名を変えます。
  3. 1989〜1996年米国に販売会社と製造会社をつくり、中国大陸やマレーシアに製造会社を設立します。
  4. 1991年小倉にウォシュレット工場を竣工させます。

LIXIL

  1. 1949年日本建具工業(⁠のちのトステム)が創設されます。
  2. 1967〜1985年アルミサッシの一貫工場を建て、ビル建材や厨房事業に進出します。
  3. 2001年純粋持株会社のINAXトステム・ホールディングスに移り、INAXを子会社にします。
  4. 2011年国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合し、LIXILが誕生します。

いま何に賭けているか

TOTO

10ヵ年の中・長期経営計画「⁠共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」で、「⁠きれいで快適・健康な暮らしの実現」と「⁠社会・地球環境への貢献」を2030年のありたい姿にしています。日本では新築着工の減少に対してリモデル(⁠住宅・パブリック)に注力し、営業利益の漸減傾向を構造的課題として事業体質を立て直すとしています。

LIXIL

Purposeは「⁠世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」です。経営の基本方針「⁠LIXIL Playbook」に基づき、米国事業のターンアラウンド、GROHEブランドの成長、日本のリフォーム事業の強化、差別化商品の開発を優先課題にしてきたとしています。

よくある質問

TOTOとLIXILはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はTOTOが約561万円、LIXILが約513万円。TOTOのほうが約48万円高い。
TOTOとLIXILはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はTOTOが15.2時間、LIXILが16.1時間。大きな差はない。
TOTOとLIXILはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はTOTOが68.2点、LIXILが59.6点で、TOTOが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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