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堀場製作所とH.U.グループホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は堀場製作所が約621万円、H.U.グループホールディングスが約608万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は堀場製作所が3,331億円、H.U.グループホールディングスが2,474億円で、堀場製作所が約1.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は堀場製作所が16.3%、H.U.グループホールディングスが1.1%で、堀場製作所のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

堀場製作所H.U.グループホールディングス
働きやすさの点数71.1点(⁠S-)54.2点(⁠B)
平均年収821万円(⁠42.8歳)810万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約621万円約608万円
月の平均残業14.2時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.4年12.1年
売上高3,331億円2,474億円
売上に対する利益の割合16.3%(⁠経常利益)1.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.48倍0.91倍
従業員数(⁠単体)1,573人351人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは堀場製作所が1.48倍、H.U.グループホールディングスが0.91倍で、勢いは堀場製作所が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は堀場製作所が71.1点、H.U.グループホールディングスが54.2点で、堀場製作所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

堀場製作所

堀場製作所(⁠HORIBA)は、エンジン排ガス測定装置、医用の血球計数装置、半導体製造用のマスフローコントローラーなどの分析・計測機器をつくる会社です。創業者の堀場雅夫が1945年に創設した「⁠堀場無線研究所」が前身で、1953年に分析計の専門メーカーとして設立されました。

売上高は約3,331億円です。事業は、エネルギー・環境(⁠エンジン排ガス測定装置、ドライブラインテストシステム、水質・大気の計測装置など)、バイオ・ヘルスケア(⁠血球計数装置、免疫測定装置など)、先端材料・半導体(⁠マスフローコントローラー、半導体異物検査装置など)の3つです。

H.U.グループホールディングス

H.U.グループホールディングスは、臨床検査の受託(⁠エスアールエル)、臨床検査薬の製造・販売(⁠富士レビオ)、滅菌・手術関連事業(⁠日本ステリ)などを営むグループの持株会社です。1950年に富士臓器製薬として設立されました。

売上高は約2,474億円です。事業は、検査・関連サービス(⁠LTS:臨床検査の受託、健康診断代行など)、臨床検査薬(⁠IVD:ルミパルス事業など)、ヘルスケア関連サービス(⁠HS:滅菌・手術関連、在宅サービス)の3つです。

歴史の違い

堀場製作所

  1. 1945〜1953年堀場雅夫が堀場無線研究所を創設し、1953年に堀場製作所を設立します。
  2. 1965年自動車排ガス測定装置の販売を始めます。
  3. 1972〜1977年ドイツ、米国、英国に現地法人をつくります。
  4. 1996〜1997年フランスのABX社とインスツルメンツ社を買収します。

H.U.グループホールディングス

  1. 1950〜1966年富士臓器製薬を設立し、診断用薬部門に進出します。
  2. 1970年臨床検査センター(⁠今のエスアールエル)を設立します。
  3. 1983〜1987年社名を富士レビオに変え、東証1部に指定されます。
  4. 2005年エスアールエルを完全子会社にし、持株会社に移って社名をみらかホールディングスに変えます。

いま何に賭けているか

堀場製作所

社是は「⁠おもしろおかしく」、ビジョンは「⁠Joy and Fun for All おもしろおかしくをあらゆる生命へ」です。中長期経営計画「⁠MLMAP2028」で、2028年に売上高4,500億円、営業利益800億円、ROE12%以上を目指しています。

H.U.グループホールディングス

Missionは「⁠ヘルスケアにおける新しい価値の創造を通じて、人々の健康と医療の未来に貢献する」です。中期経営計画「⁠H.U.2030 2.0」で「⁠世界のH.U.グループ」を目指しています。会社は、検査・関連サービス事業と臨床検査薬事業の両方を持つ数少ない企業グループだとしています。国内の臨床検査市場は、検体検査実施料の抑制などで厳しい状況が続いているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい堀場製作所。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い堀場製作所のほうが景気の波に強い。

よくある質問

堀場製作所とH.U.グループホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は堀場製作所が約621万円、H.U.グループホールディングスが約608万円。ほぼ同じ水準。
堀場製作所とH.U.グループホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は堀場製作所が71.1点、H.U.グループホールディングスが54.2点で、堀場製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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