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任天堂とバンダイナムコホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は任天堂が約781万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。任天堂のほうが約65万円高い。
  • 売上高は任天堂が2.31兆円、バンダイナムコホールディングスが1.35兆円で、任天堂が約1.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は任天堂が23.4%、バンダイナムコホールディングスが15.0%で、任天堂のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

任天堂バンダイナムコホールディングス
働きやすさの点数65点(A)65.1点(⁠A)
平均年収982万円(⁠40.5歳)984万円(⁠44.6歳)
30歳換算年収約781万円約716万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.6年16.7年
売上高2.31兆円1.35兆円
売上に対する利益の割合23.4%(⁠経常利益)15.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.36倍1.52倍
従業員数(⁠単体)3,084人80人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは任天堂が1.36倍、バンダイナムコホールディングスが1.52倍で、勢いはバンダイナムコホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は任天堂が65点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

任天堂

任天堂は、Nintendo Switchなどのゲーム機とゲームソフトをつくる、京都の会社です。かるた・トランプの製造にルーツを持ち、自社のキャラクターやゲーム(⁠任天堂IP)で世界中に知られています。

売上高は約2.3兆円です。事業は、ゲーム機本体(⁠ハード)とゲームソフトを一体で開発・販売する「⁠ゲーム専用機」が中心で、ほかに映像コンテンツ、モバイルアプリ、キャラクターグッズなど、IPを活用した事業も広げています。

バンダイナムコホールディングス

バンダイナムコホールディングスは、おもちゃのバンダイと、ゲーム・アミューズメント施設のナムコが2005年に経営統合してできた会社です。キャラクターなどのIP(⁠知的財産)を軸に、玩具・ホビー、ゲーム、アニメ・音楽、アミューズメント施設を組み合わせて展開しています。

売上高は約1.35兆円です。事業は、トイホビー(⁠玩具・ホビー)、デジタル(⁠ゲーム)、映像音楽(⁠アニメ・音楽・ライブ)、アミューズメント(⁠施設・機器)の4つです。

歴史の違い

任天堂

  1. 1947年かるた・トランプの製造・販売会社として、京都で株式会社丸福が発足します。
  2. 1963年社名を任天堂株式会社に変えます。
  3. 1980〜1982年アメリカに現地法人Nintendo of Americaを設立し、海外に打って出ます。
  4. 1983〜1990年京都府宇治市に新工場をつくり、ドイツにも現地法人を設立します。

バンダイナムコホールディングス

  1. 1950年萬代屋(⁠のちのバンダイ)が設立され、セルロイド製の玩具の販売を始めます。
  2. 1955年中村製作所(⁠のちのナムコ)が設立され、百貨店などで遊園施設の経営を始めます。
  3. 2005年バンダイとナムコが経営統合し、共同持株会社のバンダイナムコホールディングスを設立します。
  4. 2006〜2009年バンダイのゲーム事業をナムコに移し、バンプレストのゲーム事業やバンダイネットワークスも統合します。

いま何に賭けているか

任天堂

「⁠ユニークで安心な娯楽として任天堂を選んでいただく」ことを目指し、「⁠任天堂IPのファン拡大」と「⁠長期間にわたるお客様との関係づくり」を2つの指針にしています。開発の複雑化・長期化に対応するため、開発体制の強化と人材育成に優先的に取り組むとしています。

バンダイナムコホールディングス

2025年4月から3カ年の中期計画を進めています。パーパス「⁠Fun for All into the Future」のもと、中長期ビジョン「⁠Connect with Fans」を掲げ、グローバル市場で「⁠IP軸戦略」をさらに強く推進するとしています。共通テーマは「⁠さらなる事業規模の拡大」「⁠新たな事業の柱の獲得」「⁠長期利益を生み出す体制構築」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいバンダイナムコホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い任天堂のほうが景気の波に強い。

よくある質問

任天堂とバンダイナムコホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は任天堂が約781万円、バンダイナムコホールディングスが約716万円。任天堂のほうが約65万円高い。
任天堂とバンダイナムコホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は任天堂が65点、バンダイナムコホールディングスが65.1点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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