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クボタと新明和工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はクボタが約694万円、新明和工業が約577万円。クボタのほうが約117万円高い。
  • 売上高はクボタが3.02兆円、新明和工業が2,850億円で、クボタが約10.6倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はクボタが65.3点、新明和工業が61.2点で、クボタが上回る。

数字で比べる

クボタ新明和工業
働きやすさの点数65.3点(⁠A)61.2点(⁠A-)
平均年収861万円(⁠39.9歳)782万円(⁠44歳)
30歳換算年収約694万円約577万円
月の平均残業20.1時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.8年14.2年
売上高3.02兆円2,850億円
売上に対する利益の割合9.3%(⁠税引前利益)5.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.31倍
従業員数(⁠単体)15,897人3,669人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

クボタ

クボタは、トラクタや田植機などの農業機械で国内トップ、世界でも有数のメーカーです。もとは水道管をつくる会社で、今も「⁠食料・水・環境」を事業の軸にしています。売上の多くは北米などの海外です。

売上高は約3.0兆円です。事業は「⁠機械」と「⁠水・環境」の二つが柱です。社員約5.3万人のうち約4.1万人が機械事業にいて、会社の中心は農業機械・建設機械・エンジンです。

新明和工業

新明和工業は、ダンプトラックや塵芥車などの特装車、機械式駐車設備や航空旅客搭乗橋、水中ポンプ、救難飛行艇や航空機部品などをつくる会社です。1920年設立の川西機械製作所が始まりで、戦前は「⁠二式飛行艇」や戦闘機「⁠紫電改」をつくりました。

売上高は約2,850億円です。事業は、特装車、パーキングシステム(⁠機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋)、産機・環境システム(⁠自動電線処理機、ごみ中継施設など)、流体(⁠水中ポンプなど)、航空機(⁠救難飛行艇、ボーイング社などへの航空機部品)の5つです。

歴史の違い

クボタ

  1. 1890年久保田権四郎が大阪で鋳物の工場を始めます。
  2. 1922年農業や工場で使う小型エンジンの製造を始めます。
  3. 1960年代水処理の事業に本格的に進出し、田植機やバインダーの量産も始めます。
  4. 1972年アメリカにトラクタの販売会社をつくり、北米に打って出ます。

新明和工業

  1. 1920〜1943年川西機械製作所として設立され、「⁠二式飛行艇」や「⁠紫電改」をつくります。
  2. 1949〜1955年新明和興業を設立し、ダンプトラック、タンクローリ、テールゲートリフタ、ミキサ車をつくり始めます。
  3. 1960年日立製作所の系列に入り、社名を新明和工業に変えます。
  4. 1969〜1975年航空旅客搭乗橋の初号機を東京国際空港に納め、US-1型救難飛行艇を防衛庁に納めます。

いま何に賭けているか

クボタ

長期ビジョン「⁠GMB2030」で、「⁠命を支えるプラットフォーマー」を目指しています。2026年からの新中期経営計画では、これまでの「⁠たくさん売る」経営から、利益率や資本の使い方を重視する経営へ切り替えるとしています。

新明和工業

経営理念は「⁠新明和グループは、たゆまぬ技術革新で、安心な社会と快適な暮らしを支え続け、人々の幸せに貢献します。」です。長期経営計画[SG-Vision 2030]で、2030年度に連結売上高4,000億円以上、海外売上高1,000億円以上を目指しています。中期経営計画[SG-2026]では東南アジア・オセアニア・北米への展開強化や戦略的M&Aを掲げています。

よくある質問

クボタと新明和工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はクボタが約694万円、新明和工業が約577万円。クボタのほうが約117万円高い。
クボタと新明和工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はクボタが65.3点、新明和工業が61.2点で、クボタが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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