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クボタとダイフクの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はクボタが約694万円、ダイフクが約713万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はクボタが20.1時間、ダイフクが19.9時間。大きな差はない。
  • 売上高はクボタが3.02兆円、ダイフクが6,607億円で、クボタが約4.6倍の規模。

数字で比べる

クボタダイフク
働きやすさの点数65.3点(⁠A)66.3点(⁠A)
平均年収861万円(⁠39.9歳)918万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約694万円約713万円
月の平均残業20.1時間19.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.8年14.2年
売上高3.02兆円6,607億円
売上に対する利益の割合9.3%(⁠税引前利益)15.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.29倍
従業員数(⁠単体)15,897人3,858人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はクボタが65.3点、ダイフクが66.3点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

クボタ

クボタは、トラクタや田植機などの農業機械で国内トップ、世界でも有数のメーカーです。もとは水道管をつくる会社で、今も「⁠食料・水・環境」を事業の軸にしています。売上の多くは北米などの海外です。

売上高は約3.0兆円です。事業は「⁠機械」と「⁠水・環境」の二つが柱です。社員約5.3万人のうち約4.1万人が機械事業にいて、会社の中心は農業機械・建設機械・エンジンです。

ダイフク

ダイフクは、工場や倉庫で物を運び・保管する「⁠マテリアルハンドリング」システムのメーカーです。マテリアルハンドリングシステム・機器と洗車機を手がけ、半導体メーカー向けのクリーンルーム内搬送システムも韓国・中国の子会社でつくっています。米国には自動車向け(⁠Daifuku Automotive America)、空港向け(⁠Daifuku Airport America)の会社もあります。

売上高は約6,607億円です。本体のダイフクのほか、北米のDaifuku North Americaグループ、韓国のClean Factomation、中国の大福自動搬送設備(⁠蘇州)が半導体メーカー向けのクリーンルーム内搬送システムを手がけています。

歴史の違い

クボタ

  1. 1890年久保田権四郎が大阪で鋳物の工場を始めます。
  2. 1922年農業や工場で使う小型エンジンの製造を始めます。
  3. 1960年代水処理の事業に本格的に進出し、田植機やバインダーの量産も始めます。
  4. 1972年アメリカにトラクタの販売会社をつくり、北米に打って出ます。

ダイフク

  1. 1937年坂口機械製作所として設立されます。
  2. 1975年滋賀県日野町に工場(⁠今の滋賀事業所)を新設します。
  3. 1983〜1995年米国、カナダ、シンガポール、タイ、台湾、韓国などに会社をつくります。
  4. 2007年米国のJervis B. Webb Company(⁠今のDaifuku Airport America)を子会社にします。

いま何に賭けているか

クボタ

長期ビジョン「⁠GMB2030」で、「⁠命を支えるプラットフォーマー」を目指しています。2026年からの新中期経営計画では、これまでの「⁠たくさん売る」経営から、利益率や資本の使い方を重視する経営へ切り替えるとしています。

ダイフク

長期ビジョン「⁠Driving Innovative Impact 2030」で、2030年に連結売上高1兆円、営業利益率12.5%、ROE13.0%を目指しています。2027年12月期の目標は売上高8,000億円です。社是は「⁠日新(⁠ひにあらた)」、経営理念は「⁠モノを動かし、心を動かす。」です。

よくある質問

クボタとダイフクはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はクボタが約694万円、ダイフクが約713万円。ほぼ同じ水準。
クボタとダイフクはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はクボタが20.1時間、ダイフクが19.9時間。大きな差はない。
クボタとダイフクはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はクボタが65.3点、ダイフクが66.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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