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レーザーテックとアルバックの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はレーザーテックが約1,510万円、アルバックが約630万円。レーザーテックのほうが約880万円高い。
  • 売上高はレーザーテックが2,305億円、アルバックが2,691億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合はレーザーテックが46.8%、アルバックが7.4%で、レーザーテックのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

レーザーテックアルバック
働きやすさの点数77.8点(⁠S)60.9点(⁠A-)
平均年収1,881万円(⁠40.1歳)869万円(⁠44.8歳)
30歳換算年収約1,510万円約630万円
月の平均残業未公表21.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数8.7年15.9年
売上高2,305億円2,691億円
売上に対する利益の割合46.8%(⁠経常利益)7.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.55倍1.12倍
従業員数(⁠単体)534人1,483人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはレーザーテックが2.55倍、アルバックが1.12倍で、勢いはレーザーテックが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はレーザーテックが77.8点、アルバックが60.9点で、レーザーテックが上回る。

何で稼いでいるかの違い

レーザーテック

レーザーテックは、光応用技術を使って半導体などの欠陥を見つける検査・測定装置をつくる会社です。1976年に世界で初めてフォトマスク欠陥検査装置を開発し、2017年には世界で初めてEUV光を使ったマスクブランクス欠陥検査装置を開発しました。

売上高は約2,305億円です。事業は、光応用技術を使った半導体関連とその他の検査・測定装置の設計・製造・販売とサービスです。

アルバック

アルバック(⁠旧日本真空技術)は、真空技術を基盤に、半導体・電子部品やディスプレイの製造装置、真空ポンプなどの真空機器と、スパッタリングターゲットなどの材料をつくる「⁠真空総合メーカー」です。1952年に米国NRC社の真空装置の輸入販売を目的に、日本真空技術として創業しました。

売上高は約2,691億円です。事業は、真空機器(⁠半導体・電子部品製造装置、ディスプレイ・エネルギー関連製造装置、真空ポンプなどのコンポーネント、真空溶解炉などの一般産業用装置)と、真空応用(⁠スパッタリングターゲットなどの材料、表面分析装置など)の2つです。

歴史の違い

レーザーテック

  1. 1960〜1962年東京ITV研究所として設立され、X線テレビジョンカメラの開発を始めます。
  2. 1976年LSIのマスクパタン欠陥を自動検査する「⁠フォトマスク欠陥検査装置」を世界で初めて開発します。
  3. 1986年社名をレーザーテックに変えます。
  4. 2017年世界で初めてEUV光(⁠波長13.5nm)を使った「⁠EUVマスクブランクス欠陥検査/レビュー装置」を開発します。

アルバック

  1. 1952〜1955年真空装置の輸入販売で創業し、大森工場で国産装置の製造を始めます。
  2. 1961年真空冶金事業を始めます。
  3. 1975〜1987年北米、台湾、西独に現地法人をつくります。
  4. 1985年核融合臨界プラズマ実験装置「⁠JT-60」の真空排気系を納入します。

いま何に賭けているか

レーザーテック

経営理念は「⁠世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」、ビジョンは「⁠世界中のお客さまから真っ先に声をかけていただける会社」です。「⁠スピード決定・開発・対応戦略」「⁠グローバルニッチトップ戦略」「⁠ファブライト戦略」を基本戦略にし、多くのオンリーワン製品を持つ「⁠マルチニッチトップ企業」を目指しています。

アルバック

経営基本理念は「⁠互いに協力・連携し、真空技術及びその周辺技術を総合利用することにより、産業と科学の発展に貢献することを目指す」です。装置、材料、成膜加工、分析、カスタマーサポートを幅広く手がけるシナジーを強みにしています。会社は、生成AIの普及で先端ロジック、HBM、先端パッケージング向けの投資が市場を牽引したとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいレーザーテック。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いレーザーテックのほうが景気の波に強い。

よくある質問

レーザーテックとアルバックはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はレーザーテックが約1,510万円、アルバックが約630万円。レーザーテックのほうが約880万円高い。
レーザーテックとアルバックはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はレーザーテックが77.8点、アルバックが60.9点で、レーザーテックが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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