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ヤマトホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ヤマトホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ヤマトホールディングスはどんな会社か

ヤマトホールディングスは、「⁠宅急便」のヤマト運輸を中心とする物流グループの持株会社です。個人・法人向けの宅配に加え、企業の物流を請け負うコントラクト・ロジスティクス、国際物流、モビリティ事業も手がけています。

いまの状況:2030年の目指す姿を「⁠持続可能な未来の実現に貢献する価値創造企業」とし、中期経営計画「⁠サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 〜1st Stage〜」を進めています。

転機:2005年 純粋持株会社に移り、ヤマトホールディングスになります/2021年 ヤマトロジスティクス、ヤマトフィナンシャルなど7社をヤマト運輸に統合します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.87兆円運輸・郵便業の上場111社中7位。
売上に対する経常利益の割合1.4%業界中央値7.1%より5.7ポイント低い。
売上の4年の伸び1.04倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)18人4年で0.72倍。
30歳換算年収約1,086万円業界中央値は約517万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはヤマトホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 1976年に「⁠宅急便」を始め、クール宅急便、365日営業、全国ネットワーク(⁠1997年)とサービスを広げてきました。2015年に「⁠クロネコメール便」を廃止し、「⁠宅急便コンパクト」「⁠ネコポス」を始めています。
  • 社員約17.5万人の半分がパートタイマーです。会社は、深刻化する人手不足やエネルギー価格の高騰を厳しい事業環境として挙げています。
  • 経常利益率は約1.4%と低く、宅急便を安定的に利益が出る事業構造に転換することを課題にしています。専用資材の購入で全国一律料金で送れる「⁠こねこ便420」などの新しい商品も広げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ヤマトホールディングスは、エクスプレス事業」「⁠コントラクト・ロジスティクス事業」「⁠グローバル事業」「⁠モビリティ事業を主力とする会社。上場111社の中で売上7位の大手。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ヤマトホールディングス西日本旅客鉄道商船三井近鉄グループホールディン
売上高1.87兆円1.85兆円1.83兆円1.75兆円
利益率1.4%10.0%9.6%4.8%
4年の売上の伸び1.04倍1.79倍1.44倍2.53倍
30歳換算年収1,086万円620万円1,383万円599万円
月の残業未公表11.4時間12.5時間未公表

求める人物像

宅急便の営業所や法人営業など、「⁠稼ぐ力」に直結する領域への人材配置やスキルを有する人材の計画的な育成・確保を通じて、人事部門と事業部門が一体となってオペレーションの効率化と提供価値の拡大を推進し、利益創出能力を高めていきます。価値提供に必要な知識・スキルを有する人材の確保・育成、およびパフォーマンス・働きがいの向上につながる人事制度の整備を通じて、事業におけるプライシングの適正化と法人向けビジネスの成長を後押ししていきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・創造・グローバル・デジタル

会社自身が挙げているリスク

事業環境およびそれに対応した戦略。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
事業の柱はエクスプレス事業・コントラクト・ロジスティクス事業・グローバル事業・モビリティ事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業環境およびそれに対応した戦略」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠持続可能な未来の実現に貢献する価値創造企業」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年1月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業環境およびそれに対応した戦略」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い