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三菱HCキャピタルの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、三菱HCキャピタルの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 三菱HCキャピタルはどんな会社か

三菱HCキャピタルは、三菱UFJリースと日立キャピタルが2021年に合併して生まれた、国内最大級のリース会社です。企業向けの機械・設備のリースに加え、航空機、海上コンテナ、鉄道貨車、再生可能エネルギー、不動産など、世界中の「⁠モノ(⁠アセット)」を扱っています。

いまの状況:2031年度の「⁠ありたい姿」の実現に向け、2026年度から新しい中期経営計画(⁠2028中計)を始めています。

転機:2021年 三菱UFJリースと日立キャピタルが合併し、三菱HCキャピタルが生まれます/2021年〜 アメリカの海上コンテナリース会社CAI Internationalを買収し、ロジスティクスの事業を強くします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.22兆円不動産・物品賃貸業の上場137社中2位。
売上に対する経常利益の割合10.7%業界中央値8.8%より1.9ポイント高い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.41倍。
従業員数(⁠単体)2,111人4年で0.94倍。
30歳換算年収約817万円業界中央値は約594万円。
月の平均残業13.3時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは三菱HCキャピタルの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2021年に三菱UFJリース(⁠前身は1971年設立のダイヤモンドリース)と日立キャピタル(⁠前身は1960年の日立月販)が合併して生まれました。三菱系と日立系の二つの流れを持つ会社です。
  • 社員約8,000人のうち、国内のカスタマーソリューションが約2,400人、海外カスタマーが約3,500人です。2021年にアメリカの海上コンテナリース会社CAI Internationalを買収し、海上コンテナと鉄道貨車のリースを持っています。
  • 経常利益率は約10.7%で、業界の中央値(⁠約8.8%)を上回ります。会社は、従来型のリース・ファイナンスに加え、サービス、アセットマネジメント、事業そのものを通じて稼ぐ方向に役割が変わっているとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

三菱HCキャピタル株式会社は、上場137社の中で売上2位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠設備を買って企業に貸し出し、リース料で稼ぐ」。今は「⁠10年後のありたい姿」「⁠31年度のありたい姿」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

三菱HCキャピタル三井不動産三菱地所飯田グループホールディン
売上高2.22兆円2.71兆円1.75兆円1.51兆円
利益率10.7%(⁠経常)11.6%(⁠経常)15.6%(⁠経常)6.0%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.25倍1.29倍1.29倍1.09倍
30歳換算年収817万円1,426万円1,355万円562万円
月の残業13.3時間9.1時間11.3時間未公表

求める人物像

その実現に向けた価値創造の原動力が「⁠人財」であり、人財は当社グループにとって極めて重要な経営資本です。人財への継続的かつ積極的な投資や変革・挑戦のマインドを企業文化として定着させる取り組みを通じて、社員一人ひとりの多様な価値観や能力を最大限に引き出し、持続的な企業価値向上につなげていきます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・デジタル・挑戦・多様性

会社自身が挙げているリスク

トップ、全社的、アセット、資金流動性、カントリー、オペレーショナル。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • カスタマーソリューション:2,399人(⁠34%)
  • 海外カスタマー:3,540人(⁠49%)
  • 環境エネルギー:176人(⁠2%)
  • 航空:268人(⁠4%)
  • ロジスティクス:177人(⁠2%)
  • 不動産:307人(⁠4%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠10年後のありたい姿」「⁠31年度のありたい姿」。
当社の課題は
会社自身は「⁠トップ」「⁠全社的」「⁠アセット」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠ありたい姿」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠トップ」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い