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三越伊勢丹ホールディングスとマツキヨココカラ&カンパニーの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門店・百貨店の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三越伊勢丹ホールディングスが約614万円、マツキヨココカラ&カンパニーが約501万円。三越伊勢丹ホールディングスのほうが約113万円高い。
  • 売上高は三越伊勢丹ホールディングスが5,456億円、マツキヨココカラ&カンパニーが1.12兆円で、マツキヨココカラ&カンパニーが約2.0倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は三越伊勢丹ホールディングスが15.9%、マツキヨココカラ&カンパニーが8.0%で、三越伊勢丹ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

三越伊勢丹ホールディングスマツキヨココカラ&カンパニー
働きやすさの点数68.1点(⁠A+)50.3点(⁠B)
平均年収896万円(⁠47.4歳)746万円(⁠48.3歳)
30歳換算年収約614万円約501万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数23.6年10.7年
売上高5,456億円1.12兆円
売上に対する利益の割合15.9%(⁠経常利益)8.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.30倍1.53倍
従業員数(⁠単体)386人74人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三越伊勢丹ホールディングスが1.30倍、マツキヨココカラ&カンパニーが1.53倍で、勢いはマツキヨココカラ&カンパニーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三越伊勢丹ホールディングスが68.1点、マツキヨココカラ&カンパニーが50.3点で、三越伊勢丹ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

三越伊勢丹ホールディングス

三越伊勢丹ホールディングスは、三越と伊勢丹が2008年に経営統合してできた百貨店グループの持株会社です。三越伊勢丹を中心に、札幌、仙台、名古屋、福岡などの地域百貨店、クレジットカード(⁠エムアイカード)、不動産も手がけています。

売上高は約5,456億円です。事業は、百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業などです。海外では、台湾の新光三越、中国、シンガポール、タイ、マレーシアなどでも百貨店事業を行っています。

マツキヨココカラ&カンパニー

マツキヨココカラ&カンパニーは、ドラッグストア「⁠マツモトキヨシ」と「⁠ココカラファイン」を運営する会社です。2021年にマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合してできました。調剤薬局、介護事業、フランチャイズ、プライベートブランド商品の開発も手がけています。

売上高は約1.12兆円です。事業は、マツモトキヨシグループ(⁠ドラッグストア・調剤薬局、フランチャイズ)、ココカラファイングループ(⁠ドラッグストア・調剤薬局、介護)、アンドカンパニー事業、管理サポート(⁠仕入、PB商品の開発など)に分かれています。

歴史の違い

三越伊勢丹ホールディングス

  1. 2008年三越と伊勢丹が株式移転で共同持株会社の三越伊勢丹ホールディングスを設立します。
  2. 2009年岩田屋を完全子会社にし、民事再生手続き中の丸井今井から札幌・函館の事業を譲り受けます。
  3. 2011年三越と伊勢丹が合併し、三越伊勢丹になります。
  4. 2012〜2020年三越千葉店、伊勢丹松戸店、伊勢丹相模原店・府中店、新潟三越などの営業を終了します。

マツキヨココカラ&カンパニー

  1. 1932年千葉県小金町(⁠今の松戸市)で「⁠マツモト薬舗」が開業し、医薬品などの小売を始めます。
  2. 1954年有限会社マツモトキヨシ薬店として法人化します。
  3. 2007年持株会社のマツモトキヨシホールディングスが設立され、東京証券取引所に上場します。
  4. 2008〜2012年九州のミドリ薬品、山陽のラブドラッグス、東北のダルマ薬局など各地のドラッグストアを子会社にします。

いま何に賭けているか

三越伊勢丹ホールディングス

長期に目指す姿は「⁠お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」です。「⁠再生フェーズ」(⁠2022〜2024年度)に続き、中期経営計画(⁠2025〜2030年度)では「⁠まち化準備フェーズ」として、「⁠館業」から「⁠個客業」への変革を図るとしています。2027年度に営業利益850億円を目指しています。

マツキヨココカラ&カンパニー

「⁠アジアNo.1のドラッグストアとなり、美と健康の分野でのリーディングポジションの確立」を目指しています。会社は、業種・業態を超えた競合の出店やM&Aによる規模拡大で厳しい状況が続くとし、調剤併設化の推進や技術料の獲得で調剤事業を広げるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいマツキヨココカラ&カンパニー。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い三越伊勢丹ホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

三越伊勢丹ホールディングスとマツキヨココカラ&カンパニーはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三越伊勢丹ホールディングスが約614万円、マツキヨココカラ&カンパニーが約501万円。三越伊勢丹ホールディングスのほうが約113万円高い。
三越伊勢丹ホールディングスとマツキヨココカラ&カンパニーはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三越伊勢丹ホールディングスが68.1点、マツキヨココカラ&カンパニーが50.3点で、三越伊勢丹ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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