トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › デンソーとニフコ

デンソーとニフコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はデンソーが約663万円、ニフコが約568万円。デンソーのほうが約95万円高い。
  • 月の平均残業はデンソーが20.2時間、ニフコが25.7時間。デンソーのほうが月5.5時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はデンソーが93.3%、ニフコが78.6%。

数字で比べる

デンソーニフコ
働きやすさの点数74.2点(⁠S)60.2点(⁠A-)
平均年収915万円(⁠44.8歳)746万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約663万円約568万円
月の平均残業20.2時間25.7時間
有給取得率93.3%78.6%
平均勤続年数18年15.6年
売上高7.54兆円3,526億円
売上に対する利益の割合7.3%(⁠営業利益)14.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.24倍
従業員数(⁠単体)43,889人1,412人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はデンソーが7.54兆円、ニフコが3,526億円で、デンソーが約21.4倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはデンソーが1.37倍、ニフコが1.24倍で、勢いはデンソーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はデンソーが74.2点、ニフコが60.2点で、デンソーが上回る。

何で稼いでいるかの違い

デンソー

デンソーは、トヨタ自動車から独立して生まれた、世界有数の自動車部品メーカーです。エアコン、エンジン部品、電動化の部品、車を制御するコンピュータ(⁠ECU)、運転支援のセンサーなど、車の「⁠中身」を幅広くつくっています。

売上高は約7.5兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内4位です。お金の入り口は、トヨタをはじめとする世界中の自動車メーカーです。完成車ではなく、車に組み込まれる部品やシステムを売っています。

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

歴史の違い

デンソー

  1. 1949年トヨタ自動車工業から分かれて、「⁠日本電装」として設立されます。
  2. 1953年ドイツのボッシュと電装品の技術導入の契約を結びます。
  3. 1970年代アメリカ、タイ、オランダに現地法人をつくり、海外に広がっていきます。
  4. 1996年社名をデンソーに変えます。

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

いま何に賭けているか

デンソー

2026年3月に中期経営計画「⁠CORE 2030」を発表しました。モビリティの多様化に合わせた「⁠商品づくりの強化」、現場の知恵とAIを組み合わせた「⁠モノづくりの革新」、そして人づくりとパートナーとの共創の三つを柱に、自動車の技術を工場の自動化(⁠FA)や農業、半導体にも広げようとしています。

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でデンソーが上回っている。

よくある質問

デンソーとニフコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はデンソーが約663万円、ニフコが約568万円。デンソーのほうが約95万円高い。
デンソーとニフコはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はデンソーが20.2時間、ニフコが25.7時間。デンソーのほうが月5.5時間少ない。
デンソーとニフコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はデンソーが74.2点、ニフコが60.2点で、デンソーが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく