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シスメックスと日本光電工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はシスメックスが約675万円、日本光電工業が約717万円。日本光電工業のほうが約42万円高い。
  • 月の平均残業はシスメックスが15.3時間、日本光電工業が8.2時間。日本光電工業のほうが月7.1時間少ない。
  • 売上高はシスメックスが5,000億円、日本光電工業が2,351億円で、シスメックスが約2.1倍の規模。

数字で比べる

シスメックス日本光電工業
働きやすさの点数64.9点(⁠A)69.9点(⁠A+)
平均年収884万円(⁠42.4歳)943万円(⁠42.6歳)
30歳換算年収約675万円約717万円
月の平均残業15.3時間8.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.4年14.2年
売上高5,000億円2,351億円
売上に対する利益の割合9.8%(⁠税引前利益)9.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.37倍1.15倍
従業員数(⁠単体)3,011人3,768人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはシスメックスが1.37倍、日本光電工業が1.15倍で、勢いはシスメックスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はシスメックスが64.9点、日本光電工業が69.9点で、日本光電工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

シスメックス

シスメックスは、血液などを調べる検体検査の機器と試薬をつくる神戸の会社です。機器と試薬に加え、ソフトウェアやメンテナンスも提供しています。社員の半分以上が海外の統括会社にいます。

売上高は約5,000億円です。事業は、本社統括(⁠日本での開発・製造・販売)、米州統括、EMEA統括、中国統括、AP統括の地域別に分かれています。

日本光電工業

日本光電工業は、救命救急医療機器や人工呼吸器などを含む医用電子機器を研究開発・製造・販売する会社です。1951年に東京都文京区で、医理学機器などの研究製造を目的に設立されました。

売上高は約2,351億円です。事業は医用電子機器の研究開発・製造・販売と修理・保守で、医療情報システムや免疫化学製品、試薬も扱っています。

歴史の違い

シスメックス

  1. 1968年東亞特殊電機(⁠今のTOA)が製造する血球計数装置の販売会社として、神戸に東亞医用電子が設立されます。
  2. 1978〜1980年ブランドを「⁠Sysmex」に変え、ドイツに会社をつくって海外に進出します。
  3. 1991年兵庫県小野市に検体検査試薬の工場を新設します。
  4. 1998〜2000年社名をシスメックスに変え、中国とフランスにも会社を設立します。

日本光電工業

  1. 1951年東京都文京区で日本光電工業を設立します。
  2. 1961〜1982年東証2部に上場し、1部に指定されます。
  3. 1979〜1990年米国、ドイツ、中国に会社をつくります。
  4. 2008〜2012年米国のニューロトロニクスとデフィブテックを子会社にします。

いま何に賭けているか

シスメックス

2033年度を最終年度とする長期経営戦略「⁠VA33」で、長期ビジョン「⁠より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」を掲げています。検体検査(⁠ダイアグノスティクス)事業では、新興国市場、個別化診断、個別化予防、予後モニタリングに取り組み、手術支援ロボットや再生細胞医療といった治療領域にも挑戦するとしています。

日本光電工業

医用電子機器専門メーカとして、「⁠病魔の克服と健康増進に先端技術で挑戦することにより世界に貢献すると共に社員の豊かな生活を創造する」を経営理念にしています。3ヵ年中期経営計画「⁠BEACON 2030 Phase II」で、ROE12%を目標にしています。取締役会の過半数を独立社外取締役にしました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日本光電工業が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいシスメックス。

よくある質問

シスメックスと日本光電工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はシスメックスが約675万円、日本光電工業が約717万円。日本光電工業のほうが約42万円高い。
シスメックスと日本光電工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はシスメックスが15.3時間、日本光電工業が8.2時間。日本光電工業のほうが月7.1時間少ない。
シスメックスと日本光電工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はシスメックスが64.9点、日本光電工業が69.9点で、日本光電工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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