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ビックカメラとケーズホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。家電量販の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はビックカメラが約481万円、ケーズホールディングスが約449万円。ビックカメラのほうが約32万円高い。
  • 月の平均残業はビックカメラが11.3時間、ケーズホールディングスが3.6時間。ケーズホールディングスのほうが月7.7時間少ない。
  • 売上高はビックカメラが9,745億円、ケーズホールディングスが7,597億円で、規模は近い。

数字で比べる

ビックカメラケーズホールディングス
働きやすさの点数57.2点(⁠B)53.4点(⁠B)
平均年収560万円(⁠37歳)598万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約481万円約449万円
月の平均残業11.3時間3.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.4年16年
売上高9,745億円7,597億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠経常利益)4.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.17倍1.02倍
従業員数(⁠単体)4,912人2,260人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はビックカメラが3.3%、ケーズホールディングスが4.0%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはビックカメラが1.17倍、ケーズホールディングスが1.02倍で、勢いはビックカメラが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はビックカメラが57.2点、ケーズホールディングスが53.4点で、ビックカメラが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ビックカメラ

ビックカメラは、「⁠都市型」「⁠駅前」「⁠大型」の家電量販店「⁠ビックカメラ」を中心に、関東を主な基盤とするコジマ、パソコン・中古のソフマップ、中古スマホのじゃんぱら、携帯電話ショップのラネットなどを持つ小売グループです。BS放送局のBS11も子会社に持っています。

売上高は約9,745億円です。家電、情報通信機器のほか、ゲーム、時計、スポーツ用品、玩具、メガネ、酒類、医薬品・日用雑貨まで幅広く売っています。事業は、物品販売とBSデジタル放送(⁠日本BS放送)などです。

ケーズホールディングス

ケーズホールディングスは、家電量販店「⁠ケーズデンキ」を展開する会社です。ギガス、関西ケーズデンキ、デンコードーなどの子会社とフランチャイズ加盟店を通じて、家電、パソコン、携帯電話などを売っています。1947年に加藤馨が茨城県水戸市でラジオの販売・修理を始めたのが起源です。

売上高は約7,597億円です。商品は本社で一括して仕入れ、グループ各社とフランチャイズ加盟店の店舗で販売しています。

歴史の違い

ビックカメラ

  1. 1968〜1978年群馬県高崎市の高崎DPセンターから始まり、カメラ販売部門を分けて東京・池袋に支店を開きます。
  2. 1980年東京・池袋で株式会社ビックカメラを設立し、池袋店を開きます。
  3. 1992年池袋本店を開き、ビックポイントカードを導入します。
  4. 2006〜2010年ソフマップを子会社にし、2010年に完全子会社にします。

ケーズホールディングス

  1. 1947年加藤馨が水戸市でラジオを中心とする販売・修理業を始めます。
  2. 1955〜1973年加藤電機商会を設立し、カトーデンキを経て株式会社になります。
  3. 1997年社名をケーズデンキに変えます。
  4. 2004〜2007年ギガス、八千代ムセン電機(⁠今の関西ケーズデンキ)、ビッグ・エス、北越ケーズ、デンコードーと株式交換でグループにします。

いま何に賭けているか

ビックカメラ

パーパスは「⁠“お客様喜ばせ業”をつなぎ、期待を超える」です。中期経営計画「⁠Vision 2029」で、グループ各社の強みを連携させ、お客様の購買サイクル全体をカバーする「⁠サーキュラーエコノミー型事業モデル」の基盤構築を掲げています。2029年8月期の目標は売上高1兆1千億円、営業利益400億円、ROE10.5%です。

ケーズホールディングス

『⁠がんばらない経営』を掲げ、無理をせず正しいことを確実に実行するとしています。お客様を大切にするには、まず従業員を大切にしなければならないとし、「⁠1.従業員 2.お取引先 3.お客様 4.株主」の順で大切にするとしています。「⁠中期経営計画2027」で、2027年3月期にROE8%、中長期でROE10%を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならビックカメラ、時間のゆとりを取るならケーズホールディングス。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいビックカメラ。

よくある質問

ビックカメラとケーズホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はビックカメラが約481万円、ケーズホールディングスが約449万円。ビックカメラのほうが約32万円高い。
ビックカメラとケーズホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はビックカメラが11.3時間、ケーズホールディングスが3.6時間。ケーズホールディングスのほうが月7.7時間少ない。
ビックカメラとケーズホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はビックカメラが57.2点、ケーズホールディングスが53.4点で、ビックカメラが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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