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関電工と高砂熱学工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は関電工が約773万円、高砂熱学工業が約970万円。高砂熱学工業のほうが約197万円高い。
  • 月の平均残業は関電工が27.3時間、高砂熱学工業が26.1時間。大きな差はない。
  • 売上高は関電工が7,420億円、高砂熱学工業が4,239億円で、関電工が約1.8倍の規模。

数字で比べる

関電工高砂熱学工業
働きやすさの点数73.3点(⁠S-)75.4点(⁠S)
平均年収1,012万円(⁠42.4歳)1,246万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約773万円約970万円
月の平均残業27.3時間26.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18年11.9年
売上高7,420億円4,239億円
売上に対する利益の割合11.5%(⁠経常利益)11.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.50倍1.40倍
従業員数(⁠単体)8,110人2,469人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は関電工が11.5%、高砂熱学工業が11.9%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、高砂熱学工業が75.4点で、高砂熱学工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

関電工

関電工は、ビルや工場の電気・管工事などの設備工事と、送配電線などの電力工事を手がける会社です。1944年に電気工事会社8社が統合し、関東配電が参加して関東電気工事として設立されました。東京電力グループから電気工事を受注しています。

売上高は約7,420億円です。事業は、設備工事(⁠電気・管工事など)が中心で、ほかに電気機器販売、不動産、リース、発電事業(⁠風力、太陽光、バイオマス)があります。

高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の設計・施工を中心とする設備工事会社です。設備の保守・管理、空調機器の製造・販売も手がけています。1923年に高砂煖房工事として設立されました。

売上高は約4,239億円です。事業は、設備工事(⁠空調設備の設計・施工、保守・管理)と、設備機器の製造・販売(⁠日本ピーマックの空調機器)です。

歴史の違い

関電工

  1. 1944年電気工事会社8社の統合に関東配電が参加し、関東電気工事を設立します。
  2. 1961〜1970年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  3. 1979年原子力関連工事の営業を始めます。
  4. 1984年社名を関電工に変えます。

高砂熱学工業

  1. 1923年旧高砂工業の煖房工事部を引き継ぎ、高砂煖房工事を設立します。
  2. 1943年社名を高砂熱学工業に変えます。
  3. 1969〜1973年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  4. 1980〜1984年海外事業本部をつくり、マレーシアとタイに会社を設立します。

いま何に賭けているか

関電工

社是は「⁠人間第一」です。2025年度に中期経営計画の最終年度(⁠2026年度)の目標を前倒しで達成し、過去最高業績を更新したため、数値目標を連結売上高7,800億円、営業利益900億円、ROE16%程度に上方修正しました。AI・半導体、再生可能エネルギーなど成長分野への営業に力を入れるとしています。

高砂熱学工業

パーパスは『⁠環境革新で、地球の未来をきりひらく。』です。「⁠高砂熱学グループ長期ビジョン2040」で、空調設備事業を核に、建設、設備保守・管理、カーボンニュートラル、環境機器製造・販売の4つの事業ドメインをDXで連携させるとしています。会社は、生成AIやデータセンター・半導体の需要増による電力需要の拡大を見込んでいます。

よくある質問

関電工と高砂熱学工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は関電工が約773万円、高砂熱学工業が約970万円。高砂熱学工業のほうが約197万円高い。
関電工と高砂熱学工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は関電工が27.3時間、高砂熱学工業が26.1時間。大きな差はない。
関電工と高砂熱学工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は関電工が73.3点、高砂熱学工業が75.4点で、高砂熱学工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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